前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

176.私のダイエットとランニング体験記15

2022年の新年には、コロナも落ち着いて来た事だし来年の東京マラソンの為に初詣で一大決心をして、とりあえず1月2月と寒い時期は毎月100㎞走とそれ以外に毎日1万歩歩く、そして毎日階段を20階上がるという目標を立てていました。昨年暮れから今年の始め頃は日本全体でコロナも収まっていて、このまま終息して行くのだろうという淡い気持ちもありました。元旦から10㎞走、その後の3連休の10日までに50㎞をクリア。もちろんゴルフもぶらぶら旅もやってみて、それでこのペース。また、それ程寒く無い時は、昔やっていた夜ランも入れてみました。航空公園はコロナの時期は消えていたイルミネーションも復活しており、少しずつ元に戻って行くような実感を感じていました。とにかく順調な滑り出しに、久しぶりに感じる充実感がありました。f:id:x-japanese:20220219202833j:image
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しかしその後、何やらオミクロンという第6波がやって来ます。何となくマスコミもザワつき始めます。思えば3回目のワクチンの話はどうなっていたのでしょうか?そのうちに感染者が倍々ゲームのように増えて行き、あっという間に蔓延防止の再発令。相変わらず専門家とやらが、素人だって言えるような事を繰り返して発信しています。これには本当に、この2年間、この国はいったい何をやっていたんだという絶望感で一杯になりました。こうなると気力が着いて行けません。気持ちが萎えて行くという感覚を感じます。

そのうちに娘から保育園がコロナで休園になった連絡が入ります。こうなると旦那さんが単身赴任中のワンオペの娘は、我々にヘルプ要請を掛けてきます。当然に娘や孫が最優先。妻は仕事の合間を縫って手伝いに行きます。私ももちろん、妻が厳しい時は夕方だけでも行くようになりました。こうなるとランニングやゴルフは全て棚上げ😫。会社でも濃厚接触者が出たり、妻の会社では他店の応援の為に人員が減り、帰って来るとクタクタ状態。土日は2人して寝ている状態になってしまいました。こうなるともう年初の誓いはどこへやら😢。

しかし今年はこのまま引き下がれない強い意志が我々にはありました。それは、2年ぶりに開催となった館山マラソンがあったのです。しかし内容はリアルオンラインというリモートマラソンであり、決められた期間にどこを走ってもいいというマラソン大会でした。これを我々はリハビリマラソンと位置づけて頑張る事にしていたのです。2月の初めに館山へ出向き、2日間に分けてフルマラソンの距離を走る計画でした。館山はX-JAPANの故郷です。ここで走り切る事で力を貰い、今年は頑張って行こうと思っていたのです。

しかしこの後に、信じられない事が起きてしまいます。ぶらぶら旅でも書きましたが、オミクロンの流行により館山市からは他県の人の訪問は自粛して欲しいとの発信があり、仕方なく館山詣では全てキャンセル、我々は本当にこれ以上無い落胆を感じてしまいました。結局1月はランニングは80㎞止まり。しかし何とか平均1万歩はクリア出来ました。この代わりに妻の大好きな伊豆の観音温泉に行った訳ですが、この落胆は我々には本当にボディブローのように精神を病むようになってしまいました。

この後は走る気力が湧いて来なくなりました。毎日マスコミではコロナのニュースを過去最高とか先週より増加とか、絶望感を煽る情報ばかりを発信しています。相変わらず政府や専門の専門家は、蔓延防止とやらを発信、延長の決定。2年前から続くこの対応、まるでデジャブを見ている感じで精神的にも参って来ます。こんな物を毎日テレビでやられると、自分も何やら痰が絡んで来る感じがして、いよいよ感染したか気が変になってしまいます。ストレスから来る持病の喘息なのか、それもとコロナから来る喉の炎症なのか、もしコロナだったら家族や娘や孫はどうなるのか、会社はどうなってしまうのか、それを思うと夜も寝られなくなってしまいます。後で聞くと妻も同じような感覚でいたの事。これではとても普通に生活すら出来る訳もなく、走れる環境ではありません。

その後も、娘は無理もしていたのでしょう。ある朝、ギックリ腰をやったという連絡が入り、またしてもヘルプ要請が入ります。これにはもう2月のランニングは無理と諦めました。妻は会社を休み娘の介護に向かいます。妻が休めない時は私が夕方、家事をしに向かいます。何とか娘の腰も良くなり、我々へのヘルプ要請も終了。気がつくと、2月も既に2/3が過ぎて残すはあと10日。走行距離はゼロ。しかしウォーキングは通勤ウォーキングをしている関係で平均8,900歩、同じく階段も平均17階と、何とかクリア出来る水準に収まっています。そして今日、久しぶりの休日となる土曜日。本当に1ヶ月位、走れない状況が続いていました。天気予報は午後から雨予報でしたが、久しぶりに航空公園へ10㎞走へ向かいました。

家を出ると割と快調に走れます。通勤ウォーキングや階段登りが功を奏しているのでしょうか。こう走らないと息が苦しくなる物ですが、それも無い感じ。久しぶりに走れる喜びなのでしょうか。いい感じで走り切り、家に戻って来れました。しかしその後が良くなかった。身体が冷えたのか久しぶりに走ったから低血糖になったのか、それともコロナにかかったのか、怠さが身体を襲って来ました。暫くベッドに横になると1時間位寝てしまいました。それでも怠さは抜けず、その後予定していた買い物等は止めて、少しゆっくりしていました。

夕方には何とか怠さも収まり、そのうち妻も会社から帰って来ました。本当ならこの後、ゴルフの練習にでも行こうと思っていたのですが、このままゆっくりする事にし、このまま2人で晩酌という運びとなりました。こんな感じでは2月もこのまま終わってしまいそうです😫。翌日も2人して何となく気分がすぐれず、昨日出来なかった買い物とゴルフの練習をして終わってしまいました。

これは、体力というよりはコロナ禍が続く事の心理的なダメージと言うか気力の減退と言うか、とにかくやる気が中々湧いて来ない感じです。特に今回は、昨年暮れ頃のコロナの鎮静化が終息に向かっているという期待となり、一時的に晴れ晴れした状況になった所に、またまたオミクロンの第6波がやって来ました。これによる絶望感は相当な物でした。心技体とはよく言ったもので、まさに心がコロナにより壊されている感じがします。コロナは人類をどうするつもりなのでしょうか?それよりも、この国や専門家は本気でコロナを抑えようと思っているのでしょうか?。ゼロコロナで行くのかウィズコロナで行くのかもハッキリしません。このままでは我々はもちろん、日本の国民は精神的に沈んで行ってしまうように感じます。流石にこの現状に、フラストレーションが溜まって行く一方です。本当に、早くランニングやマラソンを大手を振って走れるような時代が来る事を切に願っています。f:id:x-japanese:20220221140318j:image