今日は1月20日、ランニングのテーマです。今月はいよいよ館山若潮マラソンがあります。正月早々から5日までに45㎞と、今年のスタートはまあ順調に頑張っています。しかしまだまだ身体は仕上がっていない感じです。そして、娘と孫ちゃんも第一週は遊びに来ています。今までだと、このまま何もしないで過ぎてしまいましたが、さすがにそんな感じでは済まされません。そこは協力してもらって頑張りました。また娘も最近は、我々が走っている事に感化され少しランニングを始めているとの事で、このお正月は、一緒にランニングをする事で、トレーニングを休まずにやる事が出来たのでした。
そして今月は多摩湖ランを2回、それぞれ1周と2周と取り組む計画でした。このコースはアップダウンがあって、仮想館山若潮マラソンに相応しいのですが、本当に厳しいのです。一周は11.825㎞、まずは8日に、娘とお孫ちゃんと一緒に多摩湖までやって来て、小手調べの1周を走りにやって来ました。娘はもちろん1周なんて無理なので、我々が帰って来てからお孫ちゃんの面倒をバトンタッチして、約4㎞、走る事にしていました。
この日は本当にいい天気。少し寒かったのですが、ランニング日和となり、まずは我々が1周にチャレンジ。スタートラインに行くと、ここに来たのは約3年前だったなあ、なんて昔の光景が蘇り、少し感慨深い気分になりました。よくここまで頑張って、また多摩湖を走れるようになったものだと、目が少し潤んでしまった位、感動していたのでした。
そしてこの日は1時間18分程掛かり、思っていたより割と早くゴール出来ました。妻もまあまあなラップで帰って来ました。相変わらずアップダウンが多く、かなり苦労したランでしたが、この日は久しぶりだった事もありタイムは考えず、3年前の色々なスポットを確認しながら、マラニック気分で走ったのでした。まずは玉湖神社(多摩湖では無く玉湖なのです😳)の手前の謎の廃線跡です。鉄チャンネタになるのですが、この廃線跡とトンネルが何とも異様な感じで、ここが残っているのか気になりまずはここを確認。道の下を覗くとまだまだしっかりと残っていました。
これは、羽村山口軽便鉄道の廃線跡だそうです。しっかりと線路が通っていた感じが分かるし、トンネルは今でも列車が飛び出してくるようなビジュアルで残っていました。ひっそりと佇む玉湖神社のすぐ近くにあるので、ここにランしに来たら見てほしいと思います。
そして延々と登ったり下ったり。トイレも水飲み場もあまり無い事を思い出しながらも、ひたすら走ります。スタートから一番遠い所まで来た辺りは、ラブホテルが点在(廃墟となっている建物も多いです)。私が学生の頃には、この辺りはバイクや車の走り屋さん達のレーシングコースであり、また、ラブホテルがたくさん立ち並んでいた地域でもあり、とてもランニングするような環境では無かったのでした。今はすっかりレーシング走行も規制され、ラブホテルも少なくなって当時の面影は全くありません。
そこを走っていると、見慣れない建物が存在していました。何と昔、ラブホテルだった建物が改装され、「狭山ベース」なる、サイクリングやランニングをする人達の為のステーションが出来ていました。
私は以前から、ラブホテルでも、こんなランニングやサイクリングの人達の為に、着替えや休憩が出来るようにしたら流行るだろうにと思いながら走っていたので、この施設には本当に共感出来ました。この日も数人の方達がそこから出て来て、ランニングに出発していました。そして、この狭山ベースを過ぎると歩道橋があり、それを登ると水飲み場とトイレがあり、少し休憩です。
ここからゴールまであと約3㎞。しかしこの距離が結構長く感じます。そしてゴール。その後はお孫ちゃんの面倒を変わって、娘がラン。娘は貯水池のダムを2往復するコースでしたが、お孫ちゃんも所々で一緒に走っているのが微笑ましく、皆でいいランニングが出来たのでした。
そして娘達も帰った翌週の15日、この日は多摩湖2周。30㎞走同様、これが出来るかどうかで、今までの練習の成果が分かります。この日は曇り空、しかし先週のような快晴より、こんな湿気のある気候の方が呼吸は楽なので、もってこいのコンディションとなりました。今回はサプリも準備、しかし私も妻も体調は今一つ。妻は先週何かに当たったらしく体調を崩して、2日会社を休んでいたのです。私は前日の13㎞走の影響で、腰の違和感がちょっと残っている感じです。今日は長丁場となるので、かなりの不安を抱えながらスタートラインに向かいます。そして出発。
今回はしっかりとラップを測って走ります。走り出してみると、何とか大丈夫そう。昔は1周、1時間2分から5分位で走っていましたが、今はそんなには走れず、しかし1時間13分で帰って来れました。そして一旦車に帰って栄養補給と水分補給。ストレッチをしてトイレを済ませて2周目に突入です。しかしこの2周目が本当にキツかった。このコース、イメージで言うと、湖畔に沿ってダラダラ登って行き、貯水池の反対まで行くと、そこからは今度はダラダラと下りが続いて戻ってくるコースなのです。なので、反対側まで行くまでが本当に地獄。行きの6㎞位はこのコースが本当にキツく感じます。
そしてちょっと怖いのが、この反対側まで来ると、本当に何も無い感じになるのです。車も殆ど通らず、時折ランニングの人やサイクリングの人が通り過ぎる位で、ここでもし何がトラブルがあったらどうなってしまうのだろうと、一瞬思ってしまうのです。特に玉湖神社を抜けた4㎞から7㎞辺りは慎重に走って行く感じになります。
私は以前、この辺りで脚を痛めて、延々と歩いて帰って来た事がありました。この辺りは鬱蒼と木が繁り、日が傾いて来ると暗くなるのも早く、正に命の危険を感じてしまう位でした(ちょっとオーバーか😅)。まあ、この8㎞辺りからは家もポツポツあったり、ラブホテルや、前述の狭山ベースなる建物も出来たので、最悪はそこに駆け込めは何とかなるのでしょうが、この辺りで故障とか起こすと、本当に絶望的になってしまいます。
そして何とかあと3㎞の水飲み場まで辿り着きました。ここで約20㎞となります。この辺りから、最近の懸案である肩凝りが出て来ました。肩をぐるぐる回したりストレッチをしますが、何とも重だるく本当に悩ましいです。脚はまだ大丈夫な感じ。水を補給して、スタートです。そしてこのあと約3㎞が本当に長く感じました。ここも下り基調とは言え細かな登りはあるのですが、その変化に脚が結構ダメージを受けます。そしてあと1㎞を切った辺りでついに一旦停止。膝にきている感じになり、屈伸とストレッチ。そして、そこでまさかの低血糖の症状。少しクラクラして暫くしゃがみ込み、回復を待ちました。幸い直ぐに回復して、ゴールまで辿り着きました。タイムは1時間23分。合計、約24㎞を2時間36分程度でのゴールとなりました。
何とか走り切れた事にまず安堵、しかしやはり身体にはダメージがありました。妻が帰って来るまで車の中でグッタリ。その後妻もヘトヘトになって帰って来ました。最低のノルマは達成しましたが、館山若潮マラソンまで2週間、あと18㎞を走り切れるのか、かなり不安となってしまいました。しかし、思い返して見ると、全盛期の頃も決して楽に走っていた訳では無かったので、後は本番で沢山のアドレナリンが出るのを念じながら、過ごすしかないと思っています。
とにかくあと2週間弱、焦りばかりが大きくなっています。ここからは、体調を崩さないように気を配る事が一番。何とか目標を達成出来るよう、頑張って行きたいと思っています。