今年最後のブログは、嬉しい思い出で締められそうです😊。この辺りは、久しぶりのディーラー巡り、それも外車のなので、色々刺激的だった覚えがあります。そして最近の事なので記憶がかなり鮮明になって来ているので、ちょっと細かい事を書き過ぎてる感じですが、ご勘弁を😅。
アウディA3、ボルボV40。我々は何とか手が出そうなこの2台に照準を当てて、考えてみる事にしました。同じCセグメントで。ベンツではAクラス、BMWでは1シリーズがありましたが、そちらには相手にされないのだろうと、この2社に絞って考えてみる事にしました。この辺りの葛藤は凄かったのです。それは、「買えるけど買った後、大丈夫か?」と言う事でした☝️。この頃の我々の外車に対する情報は、とにかく車検や点検が高いと言う事でした。所謂維持費です。保険も上がるでしょう。車をぶつけたりした時の修理費も高いでしょう。ガソリンだって双方、ハイオクです。その時は安かったから良かったですが、上がって来たらどうしよう(最近のような価格だったら買わなかったかも知れません😔)。それらに対応できるかと言う事がとても心配でした。
そして、それらの負担が増える事で、これからの色んな事に対応していけるのかが不安でした。まずは老後の事です。こんな散財をして老後の資金は大丈夫なのだろうか。妻が始めたばかりのゴルフは大丈夫なのだろうか。2人の娘の嫁入りに対応できるだろうか。またこの時は私の肺炎の病気を患い完治した辺り。健康状態の不安もありました😮💨。更に、私の定年までのカウントダウンもそろそろ始まろうとしていた頃です。本当にこんな定年間近の普通のサラリーマンが、外車など乗っていいのだろうか。何だか車の性能より、こんな事ばかりを考えていたのでした。
これはその後も2人でシミュレーションしました。そして、その都度、やはり無理かと諦めるのです。その後もディーラーからは度々連絡がありました。アウディの営業担当はある日、挨拶に来ると言うので待っていたら、ブラックのA3でやって来ました。この黒も中々いい。これはイメージ戦略だと思います。実際、自分の家の駐車場に入れてみたり、少し家の周りを試乗されてくれたり。近所からは野次馬の奥さん達が数人出て来ました。これには少し困ってしまいました。この時も一旦帰ってもらって、またまた2人で悩みます😓。
その後、ボルボからも連絡があり、試乗を勧めます。こちらはとにかく安全がウリです。とにかく乗ってそれを感じて欲しいと言って来ます。そしてそのセールスに負けて行ってみます。乗ってみると様々な安全性能が分かります。妻が一番気に入ったのは、ドアミラーの所にあった側面の死角センサーでした。これは車線変更の時などに斜め後ろが死角になる事がありますが、このセンサーがある事で、その死角に何かがいると、ライトが光って教えてくれるのです。さらに、これは安全とは関係無いですが、荷物室の作りが意外に庶民的で、買い物袋をぶら下げるフックが付いていたのです。妻はこの試乗で、随分とボルボに気持ちが傾いているのが分かりました😊。
それでもまだ暫くは悩みました。近所では先日のアウディの一件から、うちが外車を買う事が噂になっていました。何のこっちゃと思いながらも、2人してまだ踏ん切りが付きません。買えない金額では無いけど、買っていいモノかどうか。「チャンスは禿頭」の格言も、特に今が特別なチャンスな訳でも無く、これも踏ん切りが付きません。妻も今回ばかりは、気に入ったから買おうなんて言えない、と言った感じでした😮💨。
こんなドツボにハマったような状態の時に、ある雑誌にこんな事が書いてありました。「子育て終了から定年までは貯蓄をするチャンス」。確かに我々は結婚が割合と早かった分、子供も割合と早く授かり、そして独立も早かったのでした。確かに生活は楽になりました。また、妻の両親も割合と早く亡くなってしまい、介護等の心配も無くなっていました。妻もパートからフルの仕事に移行。考えて行くと、リスクとしては2人の健康状態だけであり、まあ何とかやって行けるかという結論が出たのです🤔。またフィットを10年近く乗ったという事は、一台分が浮いているという事。今回の車は、二台分掛けてもいいでは無いかという結論に達したのでした。また大きかったのは、車検パッケージなる、3年間の車検や点検を付けてくれるサービスがあったのです。もちろん有料ですが、これは前もってその金額が分かるので、金額的には購入費が上がっていまいますが、精神的には随分と楽になったのは助かりました😊。
その辺りは本当にオーバーですが、我々が一番心配していたのは老後破綻です。子供達には迷惑はかけたく無い。それが一番だったのです。そして、様々なシミュレーションをした結果、購入する事を決めたのでした💪。そして、今度はどちらを選ぶかの選択。しかし最後は妻の希望を優先しました。やはり「安全」のキーワードが大きかったようです。そしてボルボV40を買う事に決めたのでした😃。色はイメージカラーの少し濃いグリーン(画像だと何かブルーに見えますが、何とも言えないグリーンなのです☝️)。グレードは3種類あったうちの中間を選びました。しかしこれは後で後悔する事となったのですが、この時はこれが精一杯😵。念願の外車を購入した瞬間でした。
ダットサントラックから始まった私の愛車遍歴は、今ここに、外車まで辿り着く事になったのでした😊。若い頃から裕福な家庭では無く病気がちだった私。親もそれ程、宛にならなかった。その為、バイトに、そして会社に必死で勤しみ、その後、妻と結婚。そして妻も仕事に頑張ってくれた事により、2人で外車を乗れる生活まで昇れる事が出来たのでした。搬入当日は近所の人達も見に来ました。「カッコイイね」「良かったね」と往々にして我々が頑張って来た事に対しての労いの言葉が多かったのでした。近所の人達も、我々が若い頃から共働きをしていたのを良く知っていたのです。家の駐車場に搬入されたボルボV40を見て、かなりの時間、妻と2人で、感慨深く見入っていた記憶があります😊。