前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

331.私のダイエットとランニング体験記、東京マラソンへの道35

いよいよ東京マラソンが今週に迫って来ました。先週の天皇誕生日とこの土日はそれぞれ10㎞ずつ計30㎞、最後の仕上げでスピードランをやりました。この飛び石連休は、娘とお孫ちゃんが来ており、面倒を見ながらの練習は中々大変。娘もこの休みは色々と用事があったので、お孫ちゃんを妻や娘と交互に見ながらの練習でした。今回はそんな感じで、あまりしっかりと遊んであげる事が出来ず、お孫ちゃんも何となく寂しそう。今回だけは勘弁してもらい、頑張って練習したのでした。

ランはまずまず。3日とも天候に恵まれました。天皇誕生日はまだ多摩湖ランの影響が残っていた感じで、中々スピードが上がりませんでした。そして右脚太ももの裏側が何となく違和感が残っています。多摩湖ランのアップダウンコースの後遺症なのか、これは暫くの間残ってしまい、結構参りました。

しかし、土日は強風が吹いているにも関らず、今の自分ではこの辺りが限界というスピード走が出来ました。それぞれ10㎞を、キロ6分10秒、6分5秒程で走り切れました。それにしても土日は本当に風が強く、特に日曜日は土曜日よりも風が強くて参ったランになりました。もう少し早く走りたかった、と、少し不安を残したランとなりました。これは先月の館山若潮ラソンの時と同じです。あの時も、寒くて風の強い日で思ったような仕上げが出来ず、少し不安を残した走りでした。

本当にこの時期の風は参ります。特にこの時期、この辺りの風は土埃等が凄く、時にはホワイトアウトならぬベージュアウトとなり、下手をすると本当に前が見えなくなってしまう程です。ベージュ色の土埃りを伴った風が吹きまくり、喉がイガイガ、目は開けてられなくなります。おそらく花粉もたくさん混ざっているのでしょう😵。コロナ前から、この時期はマスクをして走っていたのを思い出しました。

その後は、お待ちかねのお孫ちゃんと遊びます。日曜日は、この強風を利用して凧揚げをしました。ランを終え公園の広場に向かうと、既に娘とお孫ちゃんが凧揚げに興じています。遠くから見る、お孫ちゃんが走っている姿が何とも可愛い。こんな風の日は走らなくてもいいのにと思いますが、その姿が本当にホッコリ。暫く眺めていました。f:id:x-japanese:20230227174851j:image

この日は本当に風が強くて凧も簡単に上がります。最近の凧は本当に簡単によく飛ぶよな〜、と感心していると、私が揚げた凧の糸を持ってお孫ちゃんは走り回ります。怪我しないようにとその姿を見ていると、何とも言えない感覚になります。自分も良く娘を連れて、ここで凧揚げしたよなあ、なんて感慨に耽ってしまいます。まるであの頃に戻っているようなこの光景。この感覚はお孫ちゃんがいてくれてこそ感じられる事だと思います。ちょっと自分をあの頃に戻して貰って、少し元気を貰って、その後も凧揚げに興じていました。気がつくと手の指が所々で、凧糸との摩擦で結構擦り切れていました。これも懐かしい感覚です。その後は公園の梅を鑑賞して、家に帰りました。f:id:x-japanese:20230228080342j:image
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今年の梅は、早いんだか遅いんだか、よく分からない咲き方をしている感じです。確かに今年は超寒かったりしましたから、植物も大変なのかもしれません😵。

この後は家に帰り、2人して少し東京マラソンの走行プランを考える事にしました。私の目標は5時間切りです。単純に前回の館山若潮ラソンより約9分縮めないとなりません。しかし全体的なスピードを館山の時以上に上げるのは、まだまだ厳しいレベルだと思っています。またラストの部分のスピードを上げるのも中々困難です。振り返ると、前回は27㎞までは何とか走っていました。そこから続く2っの坂で歩いてしまっているのが、タイムロスとなっている感じでした。特に想定外だった第二の二段坂が致命傷でした。更にその先の急坂。これも想定内とは言え歩いているので、この6㎞で50分近く費やしているのでした。この区間をキロ6分45秒程度で走れれば大体9分の短縮です。まずはここを抑える事にしました。東京マラソンの地図で当てはめると、両国駅から銀座辺りまででしょうか。その区間を今回のキーポイントにしようと思っています。

その他にも、スタートの新宿から飯田橋、水道橋辺りまでは軽い下りが続くので飛ばし過ぎないように気をつけないといけません。この前半は前回私が出た時と同じコースなので、しっかり抑え気味に入って行こうと思っています。この最初の所は本当に気持ち良くスピードが乗り、走りやすく感じました。前回はここでちょっと飛ばし過ぎたと思っています。そして再度、金さんの教えの通り、前半、中盤、後半と分けて走る事を心掛けて行こうと思います。前回は、ゴールの東京ビックサイトへは立体交差や運河を渡るので、後半に結構アップダウンがあり、かなりの失速になってしまったのを覚えています。しかしコースが変わった事により、後半もほぼ平坦となった事で、それほど失速する事は無いと思われるので、何とか目標達成をしたいと思っています。f:id:x-japanese:20230228172504j:image

この東京マラソンの大きな楽しみと言えば、普段は走れない都心の車道を堂々と走って、東京見物が出来る事が本当にたまらないのですが、その他にも折り返しが多いので、エリートランナーの走りが見れる事があります。今回は大迫選手や鈴木選手等、錚々たるメンツが走ります。運が良ければ至近距離で彼らの走る姿が見られるのです。前回は残念ながら見る事が出来ませんでした、もう少し早く走っていれば見れたので、本当に残念でした。これも何とか見れるように時間を調べて、上手く走りたいと思っています。

しかし、ここまで来てまたまた試練が。何とお孫ちゃん達が帰った翌日、妻が体調不良を訴えたのです。大事を取って火曜日を休ませましたが、今度は私もそれに似たような症状。まさかコロナか?。コロナだったら大会自体の参加が出来なくなってしまいます。これはたまりません。私は、それほど体調不良とまでは行かずに、何となく怠い感じ程度で収まっていましたが、妻は一日中寝ている感じになってしまいました。本来であれば、2人してもう少しウエイトトレーニングやストレッチ等をやっておきたい所ですが、これでは休息して体調を回復させる事に専念しないとなりません。こんな土壇場で2人揃って体調不良になるとは、思いもよりませんでした。

本当に最後まで色々とあるこの東京マラソンへの道。さすがにここまで来てまだ色んな事が起きると、精神的にも結構参って来ます。ここに来て、「心技体」の「心」と「体」がガタガタな感じです。あと本番まで4日です。何とか持ち直してスタート地点に立てるように精進するしかありません。本当にどうなる事やら。東京駅のあの広場に無事ゴール出来るのか、不安との戦いは最後まで続きそうです😅。f:id:x-japanese:20230228175801j:image