前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

177.私のX-JAPAN奮闘記24 PS祝🎊ブログ一周年記念🎉 

今日はこのブログを開始して記念すべき一周年です。よく一年もこのブログを続けられたと思っています。途中からは本来のテーマから外れて行って、全く関係ない話題にズレて行きましたが、それだけ治療が順調で体調もいいという証拠なのです😊。このブログは私が前立腺癌になった事の経験と、その治療法として私が選んだ放射線治療の一つである重粒子線治療の体験を、是非とも紹介したいと思い始めたブログです。既に治療を終えて2年7ヶ月が経ちますが、経過は順調、本当にいい治療に出会えたと思っています。前立腺癌や重粒子線治療の情報を少しでも多くの方達の目に触れられるように、これからもなるべく長く続けられたらと思っています。

今、ブログを始めて率直に思っている事は、あれから一年後の今日もコロナで振り回されているなんて、その時は想像もしていかなかったという事です。このブログでも今週は、第6波のコロナに精神的に参っている話を綴っている感じです。飲みにも行けない、カラオケも行けない、友人とも会えない、マラソンは出来ない、ライブは無い、ゴルフは何とか出来ていますがこれも当初は風当たりが強かった、そしてSLも運休(これは冬は毎年だから仕方ないか😅)だし、このフラストレーションはどこで発散すればいいのでしょう?ブログででも発散しないと、気が変になる思いです。皆さんもきっとこんな感じなのでしょうか😢。本当にもう勘弁してほしいです。

それにしてもこのコロナ、一体いつまで付き合わなきゃいけないのか、いい加減に我慢の限界が近づいて来ています。いや、それ以上に国民はそんな怒りをぶち撒ける元気も失われてしまっているのか、この国の将来が本当に不安なって来ます。本当に政治家や専門家と称する連中は、コロナにしっかり向き合って早く終息させるべく行動して欲しいと思います。このままでは本当に我々国民は精神的に参ってしまいます😞。

そんな中、ToshIが昨年12月の金沢に続き、またまた3月にコンサートをしてくれるという情報が入りました。もちろんコロナ禍での人数制限をしたコンサートで、声援禁止、拍手のみ、スタンディング禁止という形式です。昨年の金沢についてはぶらぶら旅で少し書きましたが、その時はコロナが随分と収まって来ていた時期だったので、街自体にも結構な観光客がいましたし活気が戻っていた感じで、コンサートも結構な数のファンが来ていました。f:id:x-japanese:20220222160650j:image

この時は世間も、もちろん私もコロナももう終わりだと思っていました。なのでコンサートに来ていたファンの皆さんも久しぶりに心から楽しそうで、我々も久しぶりに味わうコンサートの和やかな雰囲気がとても嬉しく、気分が晴れ晴れした感じでした。ToshIも本当に嬉しそうでした。やはりこのような音楽やライブ、コンサートは人生を豊かにしてくれるんだ、生きて行く上で必要なんだと実感したコンサートでした。

そしてToshIのコンサートのそのすぐ後に、今度はYOSHIKIが、この夏にコンサートをやる情報が入って来ました。思えば前回の彼のコンサートに行ったのは3年も前なんですね〜。f:id:x-japanese:20220222160743j:image

思い返すと、昨年の秋頃、WOWOWX-JAPANのライブが随分まとめて放送されていました。こういった事があると、今まではライブが近いという感覚になり、気分がウキウキして来たものですが、流石にコロナも治まっていないのに、あのライブは無いだろうと思っていました。しかし、何かあるのではないかという一縷の望みを持っていましたが、2人がコンサートを開催してくれるという結果には、ひとまず嬉しい気持ちで一杯になりました。

彼らのコンサート、と言うかディナーショーが多いのですが、結構なお値段で正直夫婦で参加となると結構厳しいものがあります😓。しかし今回はToshIが3月、YOSHIKIが8月と間が開くので、まあ何とかなるかなという感じです。毎回、チケットを取る時に一瞬躊躇するのですが、行ってみるとやっぱり来てよかったと思ってしまいます。

その要因はまず、ホテルやレストランでのディナーなど、普通中々行く機会が無い場所に繰り出て行ける事だと思います。今回、ToshIはあの有名なミクニのレストランでやりますし、YOSHIKIもこれまた有名なグランドハイアットホテルでやります。こんな所は一般の人なら、よっぽどの事が無い限りディナーを食べに行こうなどとは思わないと思います。またディナーに行くにはそれ相応の格好をして行く必要があります。男性は何とかスーツにネクタイで対応出来ますが、女性はそうは行かないと思います。うちの妻も含めて皆さんかなり気張った格好でやって来ます。しかし妻は、それが女性達にとってはいい事なんだと、よく話しています。

これは、マラソンやゴルフに通じる、「非日常」が関係しているのかもしれません。この2人のコンサートやディナーショーに行ってみると、それはそれは女性達が(もちろん男性達もですが)生き生きとしています。和服を着てくる人も多く、皆、綺麗にドレスアップして幸せそうです。歌声や演奏、音楽だけではなく、普段味わう事が出来ないディナーの雰囲気や、美味しい食事を食べながら、自分達のドレスアップした姿を仲間同士で褒め合っていたりします。共通の趣味の友人を作る事も出来、そして共通の話題や近況報告など、さまざな会話をする事が出来る等、おそらく女性達には最高な時間なのだと思います。そしてこのような機会を与えてくれる事に、値段以上の価値を感じているのだと思います。うちの妻も知り合いは多く、時には私を放って友人と話し込んでる事も多々あります。やはり生きて行くには、気持ちを豊かにしてくれるこういった事が必要なんだと思ってしまいます。

思えば、私と妻がこのコロナ禍、何とか元気でいられているのは、もちろんお孫ちゃんの存在は本当に大きいですが、それ以外にはこのToshIのコンサート活動が大きいのではないかと思っています。ToshIのこの活動は、このコロナ禍にこそ自分が出来ることは無いかと、その活動名を「プロジェクト運命」と称して音楽活動だけでは無く絵画展も含めて、既に一年半近く第8弾まで開催されています。その第2弾目こそ、「たった1人だけのコンサート」と銘打った、新宿の東京オペラシティでのコンサートだったのです。このコンサートは妻が私の為に取ってくれたコンサートで、私の退職時期がコロナ禍であらゆる祝賀会や送別会が中止となりとんでもない事になっている事に、せめてもの退職祝いにと申し込んでくれて見事当選したコンサートだったのです。この時は2人組が2組、広いコンサート会場に計4人だけという、信じられない本当に最高なコンサートだったのです。ToshIもすぐそこに見え、お互いに緊張している感じが分かりこんなコンサートは本当に初めて。これには沈んでいた気持ちが一気に元気づけられて心が満たされる感覚になりました。妻とToshIには感謝しても仕切れない程の気持ちになったのを覚えています。

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それ以降は、可能な限り参加しているこのイベント「プロジェクト運命」。コンサートは以前と比べ物にならない位の少ない人数と静けさの中でやっていますが、こんなコロナ禍でもToshIは我々ファンの為に一生懸命にコンサートをやってくれています。そしてその都度、コロナに押し潰されそうな心が癒され、また元気になって行く2人がいました。

このコロナ禍、最近やっと国や専門家の対応がおかしいのではないかといった意見が聞かれるようになりました。何もかも抑え込んで、とにかく外に出るな人に会うな、旅行するな飲むな集うなの大合唱、イベント事は皆中止、これではさすがに人間も精神的に病んできます。その病む事こそが問題だといった声が上がり始めて来ています。私もその通りだと思います。

やはり人間には、人とのふれあい、語らい、時間の共有、食事、音楽、その他、さまざまな物が必要なのだと思います。そのかなりの因子をToshIのコンサートでは補ってくれたと感じています。そしてYOSHIKIもこの夏にコンサートをやってくれます。改めて、X-JAPANのファンであって良かったと思っています。そして、またまた助けられている自分がいる事を感じています。今は早くまた以前のライブができる日を心待ちにしており、コロナが一日でも早く終息するように祈るばかりです。このブログも出来るだけ続けて、近い将来「あの時、コロナで大変でしたね」と言っている時が来るよう願っています。そして、このX-JAPANのライブにいつまでも行けるように、初老の身体にムチ打って奮闘して行こうと思っております😅。
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