一回目の挑戦は、不本意ながら不合格。あの試験会場の、あの環境さえ無ければ受かったかも知れないと思うと、本当に残念で腹立たしい気持ちが残りました😤。そして次回も受ける事を決心したのです。翌年になると早速新しい参考書を買い、今度は年初から、本当に少しずつこなしていくように頑張る計画でした。
今度は妻にも試験のリベンジをしたいと話しますが、その辺り、妻も今までの自分の経験も混ぜ、色々と提言と言うか、条件を言って来ました。やはり、試験間際は仕方ないとして、ある程度は共稼ぎなのを理解して欲しいとの事でした。また、勉強となるとはやりお金です。子供にも色々とお金が掛かって来るし学費などは出せないので、お小遣いの範囲でやって欲しいとの事でした😵。そして最後に厳しい事を言われます。「資格試験って勢いが大事だから、一発で受からないと、余程しっかりやらないと受からないんじゃない?👩」
これにはグサっと来ましたが、確かに以前取った資格は一回でパスしたのです。そして今回は、少し夏期講習のような物にも通おうと思っていたのですが、それは無理となり今回も独学で挑む事になったのでした。しかしその後、専門学校のパンフレット等を見ると、この試験は一回でパスしている人は半数以下、約6割がそれ以上という資料があり、平均が2回と出ていました。私はこれを糧に、頑張る事にしたのでした。
しかしこの辺りから、私の会社において、例のバカ店長との確執が本格的になって来ました😣。このバカ店長の話は、259回目のブログ辺りからたくさん書いてありますので、ぜひ読んで下さい😅。そして、昨年は家族内での問題が結構厳しかったのですが、今回は会社での色々な問題、それに関係するイライラやストレスが半端無くなって来て、とても勉強どころでは無くなって来たのでした。
やはり勉強するには環境が一番だと思いました。とにかく集中して取り組む事が出来ないのです。会社帰りに参考書を読んでいても、「あの案件はどうなったかな?。あの案件はまた放っておかれてるんじゃあないかな?。あいつら、また仕事もせずに今日も飲みに行ってるのではないだろうか?」等々😵。こんな気分では勉強に力が入る訳が無いのです。
しかし時間はどんどんと過ぎて行きます。家庭では妻はかなり協力してくれ、それは本当に助かりました😊。土日の休みは殆ど家事などはやらなくていいと言ってくれましたし、子供達にもパパは忙しいんだと言って、遊びに行く事も少なくしてくれました。その分、妻や義母に負担が掛かっているし、子供達には寂しい思いをさせているんだと思うと、何とか頑張らないとと、ファイトだけは出て来るのでした💪。
しかし、いざ勉強をしていると、会社の事が気になります。そして宅建の勉強より、会社での今後の対応や、案件の書き方、業績の伸ばし方等を考える事が多くなり、図書館で終わりのチャイムが鳴ると、今日も一日何も出来なかったと言う事が、本当に多くなったのでした。またこのストレスは私だけでは無く、当然に部下達にも蔓延していました。その連中の話を聞いたり、手伝いをしたり、時には飲みにも連れて行ったりと、そんな事にも時間を使うようにもなってしまったのでした。
そしてあっという間に試験の日がやって来ました。しかし出来栄えは昨年より悪い感じでした😢。天候は問題無し。これが去年だったらと思うと、何とも言えない感情が湧いて来ました。試験が終わると、やはり妻の言った通り、全く勢いが無く、受かった手応えはありませんでした。そしてその後、回答と合格予想を手にします。すると昨年よりも悪く28点(ニッパチのブタ、と覚えていました😅。育ちが分っちゃいますね😵)。合格点は昨年よりも確か高くなっていた記憶があります。これは惨敗でした😖。
妻や家族には申し訳なく思いました。暫くはもうこの試験は、「もういいかな?」と思い、次回の試験はペンディングとしたのでした。これ以上、家庭に迷惑は掛けられないし、会社の状態がこんな感じでは、とても勉強に力が入らないと思ったのでした。
しかしその後、例のバカ店長は転勤になり、新しい店長が赴任して来ました。その店長は私と高校が同じと言う事で、かなり私の事を可愛がってくれたのでした。今までの環境が大きく変わり、仕事上の様々なストレスから解放されたのでした😊。その時に、もう一度、この試験を受けてみる事にしたのです。過去2回の経験もあり、それなりに力は付いていると思っていたのです。何とか3度目の正直では無いですが、もう一度掛けてみようと思ったのでした。
しかし今度は、仕事が忙しくなって来たのです。新しい店長に変わり、店の雰囲気もガラッと良くなり、営業の連中もやる気が出て来て、案件が増え出しました。私も営業のリーダーとして、部下との同行や案件の手伝い、事務や本部との交渉等、かなり忙しくなったのです。そしてこの頃の仕事は、それまでと違って本当に面白くなり、そして面白いように業績も伸びていったのです😊。
こうなると仕事の方が優先になります。業績が上がると、賞与の査定が増えたり、社員資格が一段上がったりと、目に見える効果を感じます。これは、冬の賞与や来年の昇給が期待出来ました。本当に充実していた時期でした。こんな感じで過ごしてしまった為、この年の宅建の試験は申し込みをしただけで、結局受けませんでした。受験熱が落ちてしまったのです😞。
そしてこれを最後に、もう宅建の試験はいいかと思うようになり、それ以外にもやる事があると、諦める事にしたのでした。しかし、2度不合格となった事実は私に重くのしかかっていました。3回目に至っては逃げたような感じになってしまったのです。色々要因があるでしょうが、落ちた事には変わり無いのです。いくら言い訳しても、落ちた物は落ちたのです。何かスッキリしない、何かバカにされたような、何か負け犬のような、そんな感情が、心の片隅に残っている感じが、いつまで経っても消えませんでした😣。