前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

422.私のまた行きたい温泉36

今回は御殿場の時之栖(ときのすみか、と読みます)という、温泉と言うよりはリゾートホテルです。ここに初めて来たのは、2人でゴルフをするようになって、富士山の麓でプレーした後の宿泊地として探していたところ、見つけたホテルだったのです。温泉というイメージは無く、所謂ファミリー向けのリゾートホテル。そして当時からイルミネーション等に力を入れていて、集客に凄く努力をしているホテルだと感じていました。なので当時から宿泊はかなり取りづらく、何回もチャレンジしてやっと行けた記憶があります。

そしてここのウリはたくさんありますが、我々の一番のお気に入りは、温泉と言うよりは、地ビールレストランがある事なのです。最初の頃はゴルフの宿泊と言うよりは、その後に地ビールを飲みに泊まりに行っていたという感じでした。とにかく、ここで頂く地ビールは最高に美味しい。特にバイツェンは妻の大のお気に入り。レモンを少し搾って飲むのが最高との事です😅。f:id:x-japanese:20230921085125j:image

その後、コロナ禍となり緊急事態宣言が出され旅行が出来なくなった時も、解禁の時期を見計らって何度か行きました。その時は結構簡単に予約が取れたのですが、コロナが明けるとやはり混雑し出し、最近はまた以前のように予約が取れなくなり、ここは暫くご無沙汰状態だったのです。

そして今回、まだ続いているワンオペの娘の慰労と、中々旅行に行けないお孫ちゃんの為に、随分と前から予約を取り、妻と4人で久しぶりに行って来たのでした。娘によるとお孫ちゃん、以前、父親と行った旅行から、温泉がお気に入りとの事。それまでこのホテルでは、殆ど温泉の意識はありませんでしたが、改めて調べてみると、しっかりアルカリ性単純泉の温泉です。さらに「気楽坊」というスーパー銭湯並みの大浴場があります。今回はビールより、この気楽坊という温泉に重点を置いてやって来たのでした。

このホテル、たくさんの種類の宿泊施設があり、前に我々が良く泊まっていたのは、安価なビジネスホテル棟でしたが、この時はお孫ちゃんがいるので、スローハウスヴィラという一棟貸しの可愛い家を予約。このヴィラ、建物によって色々とテーマがあり、我々の泊まった家は「くまさんルーム」と言い、大きな熊のぬいぐるみが置いてありました。お孫ちゃんはそれを見るといきなりハイテンション。また室内にはロフトがあり、そこに登ったり降りたりして大はしゃぎ。ここに泊まるだけで、来て良かったと思った位でした。また夜になると屋根にはイルミネーションが点灯。何だかおとぎの国のような雰囲気で、お孫ちゃん、これにも大騒ぎ。それを見てるだけでとても癒される気分です。f:id:x-japanese:20230921134829j:image
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この時之栖は、たくさんの宿泊棟ごとにそれぞれ温泉があるのです。このスローハウスヴィラの棟には「林檎の湯」という露天風呂があり、初日は到着が遅かった為、この日はそこに行ってみる事にしました。ここは大きめの露天風呂があり、割合に空いておりゆったり出来ます。アルカリ性単純泉と言わると、確かに少しヌルヌル感があります。今まで数回来てましたが、この時之栖で温泉を意識したのは初めてでした。

すっかり温まり、その後は念願のビールです。このホテル、夜は更に魅力的です。とにかくイルミネーションの力の入れようが半端無いのです。今回はメインの場所が工事中だったので、それが見れなくて残念でしたが、それでも所々では綺麗な光景が見れ、お孫ちゃんも大騒ぎ。こんな姿を見ているだけで本当に癒されます(普段はこんなイルミネーションが見られます。ネットで事前に調べて行く事をお勧めします)。f:id:x-japanese:20230921090336j:image
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翌日は観光も程々にして、お目当ての「気楽坊」の大浴場に行きました。休日であった為か、この日はまだ夕方にも関わらず大混雑。お孫ちゃんは娘と一緒で女風呂だったので、あまり混雑していなかったようで、ゆっくり入れたとの事でしたが、男風呂は凄い人で、脱衣所のロッカーが足りなくなっている位でした。このホテルはサッカーを初め運動系の合宿所にも力を入れているようで、そのような若い男の子達が大勢入っていました。

そして噂通りの大きなお浴場でした。湯船はいくつあるでしょうか?。大きな2つの内湯の他、露天風呂はもちろん、炭酸泉風呂、泡風呂、さらにサウナと水風呂。その中でも私がびっくりしたのは「死海の湯」と言う物でした。この風呂はまさに東アフリカの「死海」をイメージしたお風呂だそうで、塩分がとても強く入ると肌がヒリヒリする位です。よく行くメイレイクゴルフ場の温泉も、昔の海が噴出している温泉なので塩っぱい温泉ですが、ここは更に凄い塩っぱさです。肌や身体にいいのか不明ですが、私は肌荒れが少し良くなった感じでした。

それよりもこの死海の湯、高い塩分濃度の為、なんと身体が浮いてしまうのです。そしてご丁寧に頭を乗せる空気枕が置いてあります。これに頭を乗せて湯船に浸かると身体は気持ちよく浮いて、リラックス効果満点。仰向けの身体はとても恥ずかしい格好になりますが、この何とも言えない、今まで体験した事の無い、のんびり水に浮いている気分は本当に気持ちがいい。まさにウォーターベット状態です。このまま眠ってしまう位の気持ち良さでした。ここは子供は入浴禁止のようで、このお湯だけが空いておりました。

そして、混んでた割にはゆったりと寛げ、その後はまたまたビール。昨日と同じ、グランテーブルというレストランに行き、また地ビールを堪能。その後は噴水ショーとやらを見に行き(これは別料金でしたが、何度見てもいいように感じました😅)、楽しい旅行は終わったのでした。f:id:x-japanese:20230921092815j:image

この温泉、お孫ちゃんは大のお気に入りとなり、また来たいと終始大はしゃぎ。本当にこのお孫ちゃん、鉄チャンにもなってくれたし、温泉好きにもなってくれたし、最高です。またお孫ちゃんとの温泉シリーズを書ければと思っております。今回は少し曇り気味でしたが、次回はこんな富士山が見れたらいいなあと思っています😊。f:id:x-japanese:20230921103028j:image