前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

352.私のまた行きたい温泉、関東近隣編11

第10回目は伊東温泉です。「伊東に行くならハトヤ〜🎵」と、ヨイフロのCMで有名になった、年配の方なら誰でも知っているあの伊東です。あまり知られていないですが、熱海、別府と並び日本三大温泉場の一つとして数えられています。交通も便利で伊東駅の目の前が既に温泉街であり列車の本数も結構出ているので、車より電車をお勧めします。

この地域は伊豆半島の付け根部分で、山が迫り出し海が迫り道路はクネクネ、車はやはり大変だと思います。学生の頃はよく車でこの辺りを通り下田の方へ海水浴に行きましたが、その時から渋滞は覚悟して行きました。特に帰り、酷い時は当時住んでいた東京の家へ帰るまで10時間掛かった事があった位です😩。

その時以来、伊豆の方へ来るのは電車と決めていましたが、このブログで紹介した下田の観音温泉に行く時に、久しぶりに車で行ってみるかという事で、そうしてみました。途中、圏央道や海沿いの道路が整備されて走り易くなってましたが、熱海辺りから先は学生の時と道路事情はあまり変わっておらず、やはり所々で混雑していました。そんな事があり、この伊東温泉は電車でやって来ました。

そして、私がお勧めしたいのは素泊まりです。または朝食のみ。夕飯は街に繰り出る事をお勧めします。私は地ビールが大好きなので、少し離れてますがマリンタウン伊東にある、伊豆高原ビールのお店に行ってビールと魚料理を味わうのが最高のひと時です。マリンタウンはそれ以外にもレストランがあるので、特にお酒が飲めない方でも楽しめると思います。またここはマリーナなので夕刻になるといい雰囲気となりムードが満点です。遊覧船もあるのでちょっとしたクルーズも楽しめます。バスで伊東駅との間で送迎もありますが、海沿いの道を歩いて往復するのもまたいいものです。

この時は、帰りにほろ酔い気分で夜の海沿いの道を夜景を見ながらのんびり歩きながら帰りました。静かな波の音は最高のBGMとなり本当にいい気分でした。ここで無くても伊東には美味しい飲み屋さんやお寿司屋さんが多数あり、海鮮物を食べるお店はいくらでもあります。私の後輩にもこの伊東温泉の大ファンがおり毎年一回は行っているそうで、それを聞いていると何度も来たくなってしまいます😊。

また変わった楽しみ方は、駅前のホテル等の和室に泊まり、夕飯は部屋で楽しむ方法です。我々がここを利用したのは冬の時期で部屋にはコタツがあり、到着早々近所のスーパーや鮮魚店等に買い出しに行き冷蔵庫に置いておき、それから市内を観光。そして帰って来て地元の食材で一杯という方法でした。地元の人が普段食べている同じ食材、特に魚料理は本当に美味しく、また値段もリーズナブル。ここでしか味わえない物も多くあり、とても満足出来ます。

我々が利用したホテルは少し古く、その上和室ですからちょっと言い方は悪いですが、貧乏していた学生の頃の下宿時代に戻ったような錯覚になり、ノスタルジー気分に浸れました。部屋には温泉の風呂がついており、冬だというのにしっかり熱く温泉気分も十分味わえます。こんな温泉旅行を味わえるのもこの温泉ならではと思います。もちろん他にも立派な温泉ホテルがたくさんあるので、そちらを利用する手もあります。

泉質は単純泉や弱塩化物泉で、誰にでも優しく嫌味のないお風呂です。温泉で古くから有名なこの地は、歴史的な建物も多く、特に東海館は見事な建物で中も見物出来ます。東海館がある松川沿いや海沿い、そして街中をぶらぶら歩くのも楽しく、あっという間に時が過ぎる感じがします。また少し足を伸ばせば大室山というそれは景色のいい山があり、ここもオススメです。私はこの景色以外にも、毎年2月に行われる「山焼き」が見たくて何度か見に来ているのですが、なぜかいつも中止か延期。いつか来てみたいと思っています。この日はせっかくやって来たのに、大雪の影響で延期になっていました😵。f:id:x-japanese:20230412080345j:imagef:id:x-japanese:20230412080018j:image

本当にこの伊東温泉はホテルにいるのが勿体無い位な温泉地なので、皆さんもぜひぶらぶらしに行ってみて欲しいと思います。

マリンタウン伊東の伊豆高原ビールのレストランにて。この海鮮のおつまみと地ビールの組み合わせは一押しf:id:x-japanese:20210924211250j:image