前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

357.私のまた行きたい温泉、関東近隣編16

第15回目は北川温泉です。「ほっかわ」と読み伊豆の中では小さめの温泉です。ここは社員旅行で来たのですが、パワハラセクハラがいよいよもってうるさくなり始めて来た頃でしたので、バスの中ではドンちゃん騒ぎは影を潜め、後部座席の辺りが多少騒がしい位で、女性陣や飲めない男性達は、前の方に陣取っているというパターンが出来ていました。私は飲める口なので後方にいましたが、周りに女性が全くいない事に先輩達が次第に怒り始めます。私は適度に飲みながらもその矛先をかわし、早く目的地に着かないかと、ひたすら待っていました。

宿に着くと私は一目散に目的の場所に向かいました。それは波打ち際の混浴露天風呂、黒根岩風呂でした。ここは海岸とは言っても岩でゴツゴツした所にある天然温泉で、すぐ近くに波が迫るという迫力のある露天風呂です。これはテレビで見て行ってみたいな〜と思っていたら、偶然社員旅行の場所がそこになったので、とにかく着いたら直ぐに行こうと思っていました。北川温泉国道135号から左に脇道に入って行った所にあり細長い小規模な温泉です。遊びに行く施設も繁華街も無く、落ち着いてのんびり出来る温泉だと思います。泉質は弱アルカリの塩化物泉でほぼ無味無臭、効能は疲労回復などで普通の温泉といった感じです。この近辺特有の温度が熱い温泉なので長湯はせず短時間に何度も入るのがいいようです。

ここは小さいながらも漁港があり、釣り船も出ています。またその漁港の朝獲れ魚の自慢の宿もあり、小グループならこういった宿に泊まるのもいいかもしれません。しかしこの北川温泉というと吉祥亭が有名であり、社員旅行もここにお世話になりました。国道135号からの海岸沿いの脇道はクルマ通りも少なく、夕方などは落ち着いて散歩も出来ます。ホテルから波打ち際を少し戻る感じで歩くと、すぐに目的の露天風呂は見えて来ます。こちらからはもちろんお風呂の状況は見えません。混浴という事でちょっと躊躇しましたが、思い切って入って行きました。

堤防を超え露天風呂へ下って行き、この時はお金を払って入りました。今ネットを見ると北川温泉の宿泊者は無料みたいです☝️。簡易な脱衣所があり、すぐに岩風呂が現れます。本当に波打ち際にあり、海が目線と同じ位の位置で見えます。この時は少し波が荒かったのでその光景に迫力を感じ、暫く入らずに見入っていました。すると何となく視線が。そうです、ここは混浴だったのを一瞬忘れてしまっていました。湯船にはタオルを巻いた女性が2人入っていたのです。それも結構若い方。生まれて初めて混浴で女性と遭遇したので、この時はドギマギしました。

すぐに端の方に浸かりましたが、混浴なので多少は期待していたとは言え、まさか本当に女性がいるとは思ってもいませんでした。こうなると男は萎縮気味。私以外にも数人、男性がいましたが、誰も端の方で黙って入っていました。そしてなるべく女性の方を見ないようにしています。その中で2人の女性の話し声が響きます。その空間が何かとても面白く滑稽な感じがしたのを覚えています。そして私は割と直ぐに出てしまいました。その後、ちょっと勿体無かったと思いましたが、自分はやっぱり小市民だなと思って宿に帰りました。その後、この事を皆に話すと、宴会の後に数人が行ったようでしたが、混浴の風呂には女性はいなかったようでした😵。

こんな北川温泉ですが、ここは熱川温泉の隣でもあります。と、言う事は日の出も見れるという事です。この時は見ませんでしたが、ネットの情報ですと、露天風呂に入りながら、海岸線から上る日の出が見られる旅館もあるようです。そして、同じように日の出ならぬ月の出が見られるとも載っています。海岸線から月が出て来るのが見れるという事なのでしょうか。私の知っている限りでは、海からの月の出を見た事がある人はいなかったので、私はこの情報を見た時、是非また来たいと思いました。その時はもっと根性をつけて、ゆっくり堂々と黒根岩風呂に行こうと思っています。追伸でこの露天風呂、海に近いので度々台風にやられちゃうそうです。行く時には必ず確認をしていくといいと思います。

いつのまにか無くなっちゃったスーパービュー踊り子号。いつか伊豆に行く時に乗りたいな〜と思っていましたf:id:x-japanese:20211023203023j:image

このイベント列車もいつのまにか無くなってしまいました。特徴ある電車がどんどんと無くなっちゃう事に、何か寂しさを感じますf:id:x-japanese:20230414084053j:image