前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

356.私のまた行きたい温泉、関東近隣編15

第14回目は箱根仙石原温泉です。箱根が3つ入るのですから、やはり箱根は凄い温泉地なんだと思います。他にも塔ノ沢、そしてかの有名な富士屋ホテルがある宮の下もいいのですが、温泉街を国道1号が貫き交通量も多く、昔は良かったのでしょうが風情という意味では今はどうなのかなと思ってしまいます。他にも、湯本はとにかく人が多くどこも混んでいて、逆に疲れてしまう感じがします。強羅は坂が多く、温泉街といった景色はありません。もちろん感じ方は人それぞれなので、分かってないと思われるかもしれませんが、箱根はこの3つの温泉だけまた来たいと思っている次第です。

この温泉は見所がたくさんあります。有名なすすきの草原は秋に行くとそれは見事です。他にも湿性花園という植物園やガラスの森美術館や星の王子様ミュージアムもあり、一日中ここにいても遊び尽きない位に観光スポットが固まっている温泉です。近いと行っても歩くのは大変という人にも、箱根には観光施設巡りバスというのが結構な頻度で巡回しているので、それを利用すれば更に色んなスポットにも行く事が可能です。このバスは箱根フリーパス買うと乗れるので、電車で来る方は必ずこのパスを買う事をお勧めします。

また少し歩くと子供の健康祈願の神社として、金太郎のマサカリが置いてある事で有名な公時神社もあります。そしてこの温泉を起点としてこの先の金時山の登山にも行く事が可能です。またこの辺りは美味しい蕎麦屋も多く、滞在中の昼食などにぜひ行ってみてはと思います。

そしてここも濁り湯、別に私は濁り湯マニアではないのですが、薄い白っぽい少し泥が混じっているようなお湯は硫酸塩泉で殺菌作用が優れていて皮膚にいいとの事で、入っていると本当に気持ちよくさすが箱根と思ってしまいます。ここは黒たまごで有名な大涌谷から源泉を引いている施設が多く、黒たまごが作られているあのお湯に入れるのだと思うと嬉々としてしまいます。そこへ行くにはロープウエーで大涌谷駅で下車、お土産屋を通り過ぎ少し山を登って行くのですが、その山道の脇に温かいお湯がチョロチョロ流れている所が見え始めます。それがまさに大涌谷の源泉であり、触ると手がスベスベする感覚を味わえます。

そして終点まで来て、黒たまごが作られている熱湯の光景を見ると、ここは真の温泉だという事を否が応でも認識する事になると思います。ここに来たら一個食べると7年若返ると言われている黒たまごをぜひ味わって下さい。自然に囲まれて食べる黒たまごを塩を振って食べると本当に美味しい。私なんか何歳若返っているのでしょうか?という位たくさん食べています。

そんな仙石原の温泉は特に汗をかいた夏に入ると本当に肌が生き返ったようになり気持ちいいです。その後に夕暮れ時に少し散策などをしてみると高原の気分も味わえるので、本当に爽快です。箱根のゴールデンルートから外れているので、ちょっと行きずらい感じがしますが、フリーパスを使えば強羅駅からバスが結構走っているので不便は感じません。ぜひ少し足を伸ばしてこの仙石原温泉に行ってみてはと思います。f:id:x-japanese:20230812204500j:imagef:id:x-japanese:20230812205627j:image

最後に、ここは欲を言うと、散策路と言うか歩道を充実させてくれればと思っています。この地区は、観光施設も充実していますし、それがコンパクトにまとまっているのです。そして高原です。天気のいい日なんかは車やバスを使わずに、ウォーキングが出来ればさぞ気持ちいいんじゃ無いかなと思っています。塔ノ沢や宮ノ下と違い、歩道を作る位の土地の余裕はあると思うのです。仙石原を一日中歩いて、疲れた身体を白濁の温泉で癒すなんて、最高だと思うのですが。あれからまた変わっているかもしれません。近いうちにぜひ、行ってみようと思っています。

仙石原温泉から近い公時神社、ここから金時山への登山道もありますf:id:x-japanese:20230421073917j:image
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