前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

355.私のまた行きたい温泉、関東近隣編14

第13回目は修善寺温泉です。ここもゴルフの会のの随行で来た温泉です。ここも年配の方なら「修善寺行くなら決めた〜🎵」と、ホテルの宣伝を思い出すと思います。伊東のホテルもそう、昔は温泉にあるホテルのテレビコマーシャルが良くありました。それだけ景気が良かったんでしょうね。そのイメージがあったので、この随行に行くまではこの温泉地もあまり期待していませんでした。

ゴルフの旅行は参加者が社長級の人が多いので、それなりの旅館やホテルに泊まる事が多くなります。そしてこの時泊まった修善寺の旅館が中々いい旅館で、ここには妻とまた来たいと思っています(しかし名前が思い出せない😵)。とにかく授業員の方がしきりと修善寺の良さを話してきて、色々と観光スポットを勧めて来るのです。それはおそらくこの旅館だけでは無いと思います。何か一生懸命に修善寺の街を見て楽しんで貰おうという感じがとても伝わって来たのです。特にカップル向けに力を入れているような感じでした。

私は随行員なので自由には外出とか出来ないのですが、修善寺の町はそれ程大きく無く観光スポットも集中しているので、主要な所だけなら1時間もあれば十分と聞いたので、宴会の始まる少し前を狙い散策に出掛けました。目的地は修禅寺(町と寺の漢字が違うのも面白いです)と竹林の小径と独鈷の湯でした。説明では竹林の小径は修善寺の一番人気と言っていたので、まずそちらに行ってみました。するとそこには伊豆の小京都と言われるその景色がありました。このような光景は初めて見る物でした。緑の竹林が本当に綺麗で、まさに京都にいる感じがしました。家族連れは少なくやはり夫婦やカップルが多く、皆幸せそうです。

そして修善寺温泉のシンボルの独鈷の湯、この時は工事か何かで入れなかったのですが、今は足湯になっているそうです。ここは私が学生の時は入浴出来たと思いました。友人と伊豆をドライブした帰りに何故だかここの前を通り、そのうちの一人がこのお湯に入った記憶があるのです。今は場所が移動したみたいで、その頃の思い出もあやふやですが、何か懐かしい感じがしました。この独鈷の湯は伊豆最古の温泉と言われており川のほとりにあります。ここに入れたら最高だろうなと思いながらも、周りから丸見え状態なので入るにはかなりの勇気がいるだろうと思います。よく私の友人は入ったと思います。ここでタイムアップ、仕方なく宿に戻り仕事に就くことにしました。

その二つを見ただけなのですが、修善寺の町の雰囲気はとても良く、宴会が終わり次第夜の街に繰り出てみようと思いました。そして8時過ぎ、予定通り宴会が終わりその後はお客さん各自に任せて、私は外出する事にしました。従業員に聞くとその日何かお祭りがありこれから花火が上がるとの事。どおりでさっきは人通りも多く賑やかだったんだと思いながら宿を出ました。すると直ぐに花火の音が。

お祭りなので夜も賑やか、そんな町を早足で歩き見晴らしの良さそうな場所を見つけながら歩きましたが、そんな必要も無く、すぐに見る事が出来ました。その花火が割と小さめで低い所で上がっているので音もそれ程大きく無く、凄く可愛い感じの花火でした。それがこの町のお祭りの光景とよくマッチしていてほのぼのとした感じで、なんて平和なんだろうと思わず口ずさんでしまう位でした。

この時はこんな感じでゆっくり温泉には入らずに終わってしまいました。泉質は弱アルカリ単純温泉という事で疲労回復に良く効くそうです。確かに、夜遅めに温泉に浸かりその後はグッスリ眠れたので、効能は確かかも知れません。この温泉はぜひ、妻や恋人と二人で来て、町とお湯を楽しむ、そんな温泉だと思いました。

今は無き、初代の修善寺行き特急踊り子号ですf:id:x-japanese:20210924174230j:image