前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

344.私のまた行きたい温泉、関東近隣編4

第3回目は草津温泉です。当たり前過ぎる温泉ですが、やはりここは外せないのです。ここに初めて来たのは意外と遅く、私が温泉に開眼した直ぐ後に社員旅行で来ました。この時は、会社のベテランと若手の社員旅行の意見が合わずに中々決まらなかったのです。そこで何故か私が仕切る事となり、温泉開眼後でしたから、ぜひ行ってみたいと思っていた草津にしようと思い、計画を立てて承認された旅行なのでした。

その時に、せっかく草津に行くのだから、ハチャメチャな旅行にはしないように計画を立てました。と言うより、単にホテルに早く着き自由時間を増やしただけなのです。「日本有数の温泉を味わう旅行」と題して、とにかく早く旅館に着き、草津の町、お湯、湯巡りの散策を楽しむように、自作の特製のパンフレットまで作りました。特に共同浴場の「湯巡りマップ」を作り、それぞれの泉質、効能を明記、買い物や食べ歩きの情報まで載せて、宴会までの時間をじっくり味わって来て欲しいと思いました。私も到着するや、湯巡りマップを手に、宴会までの時間に2箇所湯巡りを楽しみました。f:id:x-japanese:20230314093836j:image

途中、生ビールを飲みながら温泉街を散策し、湯畑の辺りでのんびりしているのは最高な気分でした。f:id:x-japanese:20230322075807j:image
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しかし、宴会の時間となると、何やら不穏な空気が。ベテラン連中の為に、行くバスの中はたっぷりとお酒を出したはずなのに、何となく雰囲気が良くありません。女性陣は私のパンフレットで、湯巡りをしたとか散策をしたとか買い物をしたとか好評だったのですが、男性陣からは着いてから宴会まで超暇だったと不評を買いました。特にベテランや先輩連中に不評で、やはりあのドンちゃん騒ぎの昼から宴会という社員旅行が良かったようです。この時、私が仕切って良かったと思いました。この連中が計画したら、この草津温泉もただの宴会旅行となっていて嫌いになっていただろうと思うと、本当にゾッとしました。この人達にはきっと温泉を楽しむ気持ちなんか無いのだろうと思いました。

草津温泉は言わずと知れた日本有数の温泉です。明治時代にベルツ博士が、この温泉の独特の泉質や時間湯という入浴法を医学的に世界に紹介しています。効能等はネット等に詳しく書かれていますのでそちらを参照して下さい。とにかく強酸性で、よく湯畑に黒い物が沈殿しているのを見ますが、あれは現金の硬貨や金属です。硬貨が強酸性により溶けてしまっているのを見ると、あんなお湯に人が入れるのかとても心配になってきます。

温泉の真ん中には有名な湯畑があり、その周りにはお土産屋さんやら飲み屋さんやらがたくさんあり、ここにいるだけでウキウキしてくる感じです。これも有名な、草津節を歌いながら湯もみショーをする熱の湯という施設があり必見です。2015年頃に新しく建て替えられ、温泉のランドマークとして存在感を増しています。

他にも少し歩くと賽の河原公園という場所があり、閻魔大王が出て来そうな地獄のような、ちょっと浮世離れしている光景に出逢えます。またそこには大きな露天風呂施設がありお勧めです。先日行った時には、この賽の河原露天風呂は「混浴の日」を設けてありました。雄大な露天風呂に2人で入れるので、カップルの方は楽しんでみてはと思います(もちろん他の人もいますが😅)。

そして、温泉とこの公園を結ぶ道路はさまざまなお店が並び、特にお饅頭を配りまくっているお店は既に有名で、ここを往復すると結構お腹がいっぱいになるので注意が必要です。その他、最近は新しいお店や楽しみ方なども増えているようです。また有名人の美術館があったり、近隣にはゴルフ場もあるし、冬はもちろんスキー場は直ぐ近く、ドライブするにもルートはたくさんあります。

とにかく温泉界のエンターテイメントという感じでしょうか。やはり日本有数の温泉に耐えずランクインするにはそれなりの理由があり、そしてそれを裏切らない完璧な温泉地だと思います。日本人なら絶対にこの温泉は行くべきだと思います。

最近行った草津温泉です。この日はゴルフ&温泉。草津温泉共同浴場や足湯。この色、雰囲気がたまらないですねf:id:x-japanese:20210921122221j:imagef:id:x-japanese:20230314093922j:image