前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

366.私のまた行きたい温泉、関東近隣編23

温泉シリーズに戻ります。次は、やはり箱根と言ったらここ、と言う富士屋ホテルがある宮ノ下温泉です。日本のリゾート地の元祖と言う人もかなりいるのではないでしょうか。この温泉を「大した記憶が無い」などと書いたらとんでもないお叱りを受けそうです。そうでは無く、せっかく来たのに堪能出来ないまま帰る事になってしまった、本当に思い出も少なく悔いの残る旅行だった、と言う事なのです。この温泉は、お客さんの旅行の随行富士屋ホテルに泊りました。行く前から天下の富士屋ホテルに泊まれるんだと、大きな期待を抱いていました。

この時はまだ温泉開眼前。しかし、さすがにこの富士屋ホテルは知っていました。日本の元祖リゾートホテル、といった佇まいは昔からよくテレビ等で紹介されていました。以前から一度は泊まってみたいモノだと思っていたのです。しかし、この時はとにかく個人的な時間が全く取れなかったのです。それでも少ないプライベート時間の中で、このホテルの館内や温泉街を少し見て回りました。この温泉地はやはり国道1号が町の真ん中を突っ切っていて、当時は、歩道も狭く何か危ないイメージがありました。しかし町には歴史を感じ、ビートルズのジョンレノンが来た写真店とか、シチューが入ったパンで有名なベーカリーとか、見所がたくさん。しかし本当に時間が無く、見て回れたのはその程度でした。今、ネットで見てみると、宮ノ下駅近くにはノスタルジックを謳った散策路なる物がたくさんあり、今すぐにでもまた行ってみたい温泉地です。f:id:x-japanese:20230812205134j:image
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この温泉地は、何と言ってもここは有名なホテルや高級なホテルが多く、多くの時間をホテル内で過ごす方が多いのかもしれません。富士屋ホテルはとても歴史を感じ趣があり、とにかく凄い。その時は夏頃だった為か、庭でイベントが行われており氷の彫刻を作っていました。周りにはたくさんの宿泊客がおり、さすが元祖リゾートホテルと感心したのを覚えています。当時は随行でなければ中々泊まれないとは言え、もっとゆっくりホテルの内外をじっくり見たり、宮ノ下の温泉街をもっとゆっくり見てみたかったと思いました。

また、その昔、ここには登山電車の撮影に来ているので、宮ノ下の駅の雰囲気はよく覚えており、駅から国道に降りて行く道が何ともいい感じだったのを覚えています。今ではこの道にも随分とお洒落なお店が出来ているようです。国道沿いも随分開発され歩道も広くなっている部分もあるようです。箱根駅伝では必ず映される温泉地ですが、いつかまたこの温泉に行きたい、そして富士屋ホテルに泊りに来たい、そして仕事では無くゆっくりのんびり自分の為に時間を使いたいと思っています。

次は強羅温泉です。ここもファンの方がたくさんいるようです。ここもお客さんの旅行の随行でやって来た温泉地です。なのでやはりプライベートな時間は無く、うっすら温泉が気持ちよかったのを覚えています。宿泊したホテルの温泉が大涌谷から引いているという白濁した濁り湯でした。おそらく初めて温泉に色があるのを認識したのがこの時だった記憶があります。

ここの温泉地はこの白濁系以外にも色々な泉質を一遍に味わえるので、どこのホテルがいいかじっくり調べて泊まる事をお勧めします。最近は5色パステル温泉とも呼ばれているそうです。そして温泉以外では、坂の多い町なのですが温泉街という感じが無く、駅前が賑やかな程度であまり人が歩いているイメージが無く車の行き来が激しいような感じがしました。おそらく坂が急なので歩いて宿に行くのは厳しいので、車の送迎が主なのだと思いました。

そして強羅と言えば、その坂を利用した強羅公園が有名です。日本最古のフランス式の庭園だそうで薔薇が有名です。薔薇だけでは無く季節の花が味わえるので、いつ行っても楽しめるそうです。また苔の風景が見事なのだそうで、苔ファンにはたまらないらしいのですが、私には良く分からない世界なのでコメントは差し控えます。趣味の世界は本当に色々あるんですね(笑、人の事言えない私)。

そして強羅駅近くの田村銀かつ亭のかつ煮定食が超有名で、私は残念にもこれは食べれませんでしたが、テレビの旅行番組でも度々出ている程有名なので、いつか食べてみたいと思っています。休日は待つ事は確実、予約が出来ないようなので混まない時間を調べて行くしかないかと思います。また珍しいのが強羅駅のバルターミナルにあるターンテーブルです。山の駅の割にバスやタクシーの運行が多く、狭い平地でバスを転回するのは大変なので取り入れられたそうですが、結構珍しいので見ているだけで楽しいです。

強羅駅は箱根登山電車の終点であり、その先の芦ノ湖まで行く為にケーブルカーに乗り換える駅なので、電車やケーブルカーが着くと駅界隈にいきなり人が増えます。この駅もちょっと日本離れした駅の風景に見えます。登山電車も最近は古い車両が減り、新しいスイスの電車のような車両が多く被写体としても楽しいです。やはりここも宮ノ下と同様、仕事で無くプライベートでゆっくり来てみたいと思います。

九州の箱根に劣らない温泉地はやはり由布院でしょうか?。ここも温泉が色々な色に見えて不思議でしたf:id:x-japanese:20211017221257j:image