前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

397.私のX-JAPAN奮闘記27

今回は久しぶりのこの話題。先日開催されたToshIのディナーショーの話です。前回のToshIのコンサートは、東京マラソンと被った為に参加出来ず、約7ヶ月振りの参加です。こんなに間が開くのは本当に久しぶり。コロナ禍でさえ半年以上開く事はありませんでした。この間、ToshIは普通にTVには出ていましたし、相変わらず活躍でした。しかしこの同時期はYOSHIKIの方が何かと話題が多く、それに対してファンの間では様々な反応が多かったのでした。そしてそれは、X-JAPANの復活は遠いのかと言う事を実感する事が多かったのでした。

まずはYOSHIKIの新しいバンドの事。デビューがいきなり紅白歌合戦という、派手な出来事がありました。そして新年1月の有明アリーナでのライブ。我々は行きませんでしたが、WOWOWでの生放送があったのでそれを見ていました。その勢いで米国ツアーも行うという新しいバンドでしたが、私は何か、最初の入りの部分からX-JAPANを彷彿させるような感じがして、新しいバンドという割には、目新しい物が無かった感じでした。特にXのナンバーも何曲か歌われ、そんな事ならX-JAPANを復活させた方がいいのでは、と思った位でした。

また、今年もYOSHIKIはディナーショーとクラシックコンサートを行うそうで、その後もTVには随分と出ていて宣伝をしていました。YOSHIKIのドキュメンタリー番組もありましたが、PATAや HEATH、SUGIZOは写っていましたが、ToshIの映像だけが使われていなく、これにはかなり復活については絶望的になってしまいました。

そんな時、突然にX-JAPANの新曲の発表があったのです。これには、「突然の復活報道か!」とファンの間でも騒然となりました。しかし私は、天にも昇るような気分とは裏腹に、そんな簡単にToshIとの仲が修復する訳が無いので、どんな展開で曲を出すのかという不安が交錯していました(発表当初は、歌はToshIでは無いのでは、との憶測が多かったのです)。この曲は数年前にライブで発表された曲で、新曲と言うには無理があるのでは、とも思ったのですが、我々はその曲をToshIの歌声で聴いているので、本当にどんな感じで発売するのかが、とても気になっていたのでした。

さらにその後、この新曲をYOSHIKI自らがTV番組で歌う事が発表されます。私からすると前代未聞、天と地がひっくり返るような発表だったのです。当日はその放送を見ましたが、確かに下手では無いけれど、はやりX-JAPANの曲はToshIだろうと思ったのでした。このパフォーマンスは、ToshIとの修復が相当に難しいというメッセージを与えたように見えました。またその時に披露された、クラシックの曲、これは亡き母に捧げる曲という事で、中々綺麗な曲でしたが、これが後日、発売が延期になる事が分かり、何かドタバタ感が否めない、完璧主義のYOSHIKIがどうした?、という感じでした(完璧主義だからこそ遅れるのだ、という意見も多いですが😅)。

そんな中で開催となったToshIのディナーショー。会場である東京ドームホテルに行く道すがら、後楽園駅を降り、いつもの歩道橋を渡って東京ドームの前を通り過ぎます。するとあの時のドームでのライブを思い出します(119回目のブログをご覧下さい)。本当にもうあんなライブは見られないのだろうかと、一瞬心が締め付けられるような感じになります。そんな感情を押し込めて、会場へ向かいました。f:id:x-japanese:20230724095709j:image

ディナーショーは結構な入りでした。ところで私はToshIのファンを勝手に世代分けしています。世代分けと言っても年齢では無く、活動時期でファンになった人達を分けているのです。インディーズ時代、所謂Xからの人達を1.0世代。メジャーデビュー後の人達を2.0世代。TAIJIが抜けHEATHが加入して、世界進出を目指した頃のX-JAPANからの人達を3.0世代。解散後の単独での歌旅世代を4.0世代。復活後からの世代を5.0世代。アニメやゲーム系の人達を6.0世代。カバーアルバム発売後の世代を7.0世代と、ざっとこんな具合です。因みに私は1.5世代と言った感じでしょうか😅。

最近は我々のような1.0世代から3.0世代が少なく感じ、新しい6.0世代や7.0世代が多くなっている感じです。それだけ新しいファンを開拓しているとも言えます。また、古いファンが少なくなっているのは、YOSHIKIとの不仲が原因なのか、それとも契約なのか、X-JAPANの歌を歌わなくなっているのが原因と思います。私もその1人なのですが、こればかりは大人の事情があるのでしょう。私としては、出来るだけToshIやYOSHIKIを応援して行くしか無いと思っています。これはもう恩返しの部類に入ると思います。私が辛い時に幾度と無く救ってくれた彼等に対して、はやりあの時の恩を返したいと思って応援しているのです。そしていつかまたX-JAPANとしてライブをやって欲しいと思っているのです。f:id:x-japanese:20230724095722j:image

今回は、最近我々の事を認識してくれる係の人に会場で声を掛け、挨拶をしました。そして前回のこの東京ドームホテルのコンサートは「東京マラソン」を走っていたので来れなかった話をしました。すると最初はその方は理解出来ずに、「???」な顔をしていましたが、そのうちに「え〜、あの東京マラソンを走ったのですか?」と驚かれ、「ToshIさんにこの事を話しておきます」と言ってくれました。このスタッフの人達も、最近は随分と穏やかな感じになって来ている感じです。あのコロナ禍の頃から比べると随分と肩の力が抜けた感じ。やはりあのコロナ禍でのコンサート対応は、緊張感の中で相当気を張っていたのだろうと想像が出来ます。こんなスタッフの人達にも本当に感謝です。

そしてディナーショーが始まりました。ホテルのディナーは本当に美味しい。f:id:x-japanese:20230724095634j:image

たまにはこんな贅沢も必要かなと、ToshIに感謝しながらいただきます。その後、ToshIが登場。しかし当然の如くYOSHIKIX-JAPANに対する言及は無し。そして、ディナーショーは久しぶりの声出しOKで、会場内はかなり盛り上がりました。こんなショーは本当に久しぶり。思わず目が潤んでしまう位に感動しました。私も思う存分に声掛けをさせて貰いました。周りのファンの人達からは「声掛けに年季が入ってる」などとお褒めの言葉(?😅)を頂き、全てに満足して家路に着きました。

今回はコロナが明け、本当に久しぶりに会場内が熱気に包まれ、声掛けやコール&レスポンスもたくさん行われていました。皆んな本当に楽しそうでした。こんなショーを経験すると、やはりX-JAPANの復活を期待せざるを得なくなってしまいます。帰り際にも、東京ドームの横を歩きながら、またここでライブをやってくれないものかと、淡い期待を抱きながら駅まで歩いて行ったのでした。

すると違う形でX-JAPANの話題で盛り上がっている事に気が付きます。色々な情報を見ると、あのTwitter社が社名変更して「X」社になるとの事。するとこの会社の日本支社の話題で持ちきりになっているのです。「まさか日本支社の名前はX-JAPAN社?」、という話に、YOSHIKIは早速反応。「その名前、商標登録していると思う」とのコメント😅。さすがに契約関係については完璧に対応している所は感心します。ひょんな事から「X-JAPAN」騒ぎになっていますが、こんな事からでも、復活のキッカケにならないかと、まさに藁に縋る思いで、復活を待ち望んでいる最近の私なのです。

そして本日、X-JAPANの数年振りの新曲、「Angel」が配信されました。そして歌はToshI。これには大感動。やっぱりこのバンド、そしてこのコンビは最高だと思います。本当にこれがキッカケとなって、何とか復活して欲しいと思います。