今回は先日行って来たお孫ちゃんとの旅を書こうと思います。先日のGWに来た時にお孫ちゃんは、去年行った「東武ワールドスクウェア」に行きたいと言っておりました。その時に行けば良かったのでしょうけど、コロナも明けたし、またGWは普通に考えても混雑が予想されます。なので次に来た時にという事で、納得してもらっていたのです。娘に確認すると、あのミニチュアの模型が面白かったそうで(231回目のブログに書いてあります)、そして何と言っても、東武鉄道の特急スペーシア号が楽しかったようなのです。しかし、その時乗せたSLは乗りたく無いと言っているようでした😵。SLはうるさいから嫌なのだそうです。なので、今回お孫ちゃんがやって来る前にLINEで、ワールドスクウェアに行きたいか、と聞いてみたのでした。その返事は行きたいとの事。早速私は有休を取り、前売券を買い(これは1年間有効でした)、その日に備えたのでした。
しかし、特急券だけは買うのを悩みました。大きくなったとは言えまだ5歳児です。突然何を言い出すか分かりません。また体調だってどうなるかも分かりません。私が若い頃、娘達の親をやっていた頃は、こんな事少しも考えた事は無かったですが、そこは娘の子、かなり気を遣って対応しています。それにしても、その頃の自分を思い出すと、まだ小さい娘2人を色んな所に連れて行ったモノでした。代表的なのは、229回目のブログに少し書いてありますが、SLを撮影しに群馬県の渋川という場所まで、私1人でまだ3っになっていない上の娘を連れて、車で行った事でしょうか。こんな親に育てられた娘達はさぞ大変だったろうなあと思います😵。
そしてお孫ちゃんがやって来ました。つい先月来ていたのに、またまた大きくなった感じがします。そしてワンオペの娘を休ませる為に、週末にお孫ちゃんを我々2人で面倒見るのです。いつも大体金曜日の夜に来て月曜日の夜帰るパターン。妻も働いている為、今回は私が有休を取り、月曜日の面倒を見る計画でした。そして、日曜日の晩になりました。お孫ちゃんに、「明日、ワールドスクウェアに行く日だけど、大丈夫か」と聞くと「うん」と言う返事。それなら早く寝るように言うと、早々と寝てしまいました。
そして次の朝です。お孫ちゃんは中々起きて来ません。娘はテレワークなので遅くていいのですが、あまり遅いと電車に間に合いません。そして起こしに行くと、お孫ちゃん達は起きていました。「早くしないと特急が行っちゃうよ」と言うと、娘が、「何だかあまり遠くに行きたくないと言っている」との事。「えー？何ー？」と思っていると、お孫ちゃんは突然、「鉄博に行きたい」と言い出しました😅。私はその言葉にビックリ。反面「特急券を買わなくて良かった」と思ったのでした。まあ想定内の出来事だったので、すかさず行き先を変更。鉄博だったらいつでもいいやと思い、のんびりお孫ちゃんの準備を待っていました。
ネットで見ると既にコロナ対応は終了しており、平日なら事前に券を買う事も無く、そのまま行って大丈夫と言うので朝食を食べて、出掛けました。そして鉄博に到着。
時間は10時半位(私が親だった頃は開館から閉館までいたモノだったな〜😅)。チケットを買って中に入ると雰囲気がいつもと違います。と言うか、平日だと言うとに、かなりの人出。すっかりコロナ前の状態に戻っているようなのです。考えてみれば我々が鉄博に来たのは、お孫ちゃんが電車好きと言う事が分かってから。その頃は既にコロナが始まっていたので、平日はガラガラなイメージだったのです。そして色々なコーナーが再開していました。
まずお孫ちゃんの目に止まったのが、プラレールコーナー。ここがやっているのは私も初めて見ました。かなりの子供達や親がいて、そこはちょっとカオス状態。お孫ちゃんもその中に突進して行ったと思うと、プラレールの取り合いをしています😅。この辺り、大人が介入するのがいいのか迷う所です。私は、ハラハラしながらも余程の事が無いと介入しないタチなので、殆どを遠くで見ているのですが、子供達はバチバチやりながらも結果的には一緒に遊ぶようになっている事が多く、それで集団生活を学ぶんだと思っています(迷惑なじいさんかな😅)。
この間にミニ列車の抽選をやりに行きました。この抽選がいつもお堅いし分かりにくい。しかし今回も何とかゲット。ここはケータイで抽選をするシステムなのでケータイ一台につき一回のチャンスなのです。この抽選も今回は以前よりかなり競争率が激しそうでした。私より年配の人なんかは、このやり方が分からず、多分私と同じように孫を連れて来たのでしょう、抽選自体に参加出来ず、結果乗れない事が分かると大泣きしている子供もいました。これは何とか改善できないモノかと思います。
ひとしきりプラレールコーナーで遊ぶと、無事に乗れる事が出来たミニ列車を見に行きました。この列車は並んだ順に乗るシステムなので、好きな列車に乗れないのが本当に残念。今回もお孫ちゃんに限らず、お気に入りの列車を運転したがっている子がたくさんいました。これも、もう少し何とかならないモノかと思います。この辺り、民営化されたとは言え、まだ国鉄時代の匂いを感じる所かなあと思います。
それは前回来た時にも感じました。その時はまだコロナ禍で寒い時期でした。3時を過ぎると館内には殆ど人がおらず、案の定、ミニ列車の所にも誰もいませんでした。これならミニ列車も抽選無しでもう一回位乗れるだろうと、係員の人に聞いてみたのです。するとあくまで抽選だと言うのです。ケータイ一台で一回だから、私のように1人で連れて来た人は一回しかダメと言うのです。私は食い下がり、「誰も待っておらずあなた達も暇してるんでしょ？。お金払うと言ってるんだから、こんな時は乗せてくれてもいいんじゃないの？」と言うと、あくまで決まりだと言います。結局いくら交渉しても無理でした。そしてそのまま閉園まで、この人達は暇を持て余していたのでしょう。こんな状態の時は、館内放送でもして、「今ならミニ列車乗り放題」みたいな制度を作ってやれば、売上も上がるし子供達も喜ぶし社員も暇じゃ無くなるし、何と言っても空いてる日の来店誘致に繋がると思うのです。結果3方良しとなるのではと思いました😅(今回も成田エクスプレスでした😵)。
まあ鉄博の悪口を言うつもりは無いので、お孫ちゃんの話に戻ります。この日はそれ以外でも色んな施設が再開されていて、また新しい展示の機関車も増えていて、私も楽しいひと時を過ごせました。この茶色の機関車はお召し列車(天皇陛下が乗る列車です)の機関車で、現役の頃は随分と撮影に行ったものでした。こんな姿を見てると本当に懐かしい。
また来館客を見てると、私くらいの年代の夫婦らしき人達や、若いカップルのような人達が多い事に気が付きました。鉄道の世界にも随分と女性が増えたなあと感じたのです。私ももう少し経ったら、妻とでも来てみようかな、などと思ったのでした。しかしこんな風に見ていると、お孫ちゃんがいない😅。えらいこっちゃと探す場面が多く、今回は結構参りました。しかし、そんな事を予想してこの日の服装を黄色のシャツと黒系のズボンにしました。鉄道の、黒と黄色の警戒色を模して、その服にしたのです👍。案の定よく目立ち、この写真のような感じで割と直ぐに見つける事が出来、迷子にせずに無事に過ごせたのでした😅。
この後もお孫ちゃんは色々な展示物で遊んでいました。5歳になってかなり体力も着いて来たのか、全く帰るそぶりも見せずに、閉館までいたのでした😅。
こうじっくり展示物を見てると中々興味深い事ばかり。面倒見ながら私もそんな展示物を見てると、今回ばかりは私の方が疲れてしまいました😅。そして、帰りは疲れて抱っことが言われたらたまんないな〜、と思っていると、しっかり起きていて私に付いて歩いていました。電車の先頭車のかぶりつき抱っこは相変わらずでしたが😅、それ以外はしっかり家まで寝ないで帰って来ました。これには、お孫ちゃんもすっかり少年になって来て頼もしくなったと感じました。いつまでもこんな旅が出来るといいなあと思ったのでした。
その日は家に帰ると娘が「お疲れ様」と出迎えてくれました。お孫ちゃんは娘に今日の鉄博の話をしています。その姿は本当に楽しそうでした。私はそれを聞きながら、今日の写真を見返しました。そして最近では一番のお気に入りの写真があったのでした。お孫ちゃんは帽子が大好きなので、今日はお揃いの帽子を被って行って来たのです。そしてお孫ちゃんとの記念写真を撮りました。それが何ともいい雰囲気だったのです。こんな写真を見てると本当に元気が出て来ます。まだまだ元気でお孫ちゃんと一緒に遊びたい。そう思うと身体の中からパワーが湧いて来るようでした😊。
