前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

97.緩む経過観察

最近は体調がいいので、気がつくと定例の検査を忘れそうな感じです。前回の血液検査は1月だったのを飛ばして3月位に行ったかな?本当だったら次回はこの6月に検査に行く予定だったのが、どうも相性の悪い病院なので何かと理由をつけ行かないようになってきています。今は10月に新しい会社の健康診断があるので、そちらで代行してしまおうと思っています。その後もその病院に変更出来たらしたいとも思っています。肝心のQST病院は12月なので、それまでには検査をしなければいけないので悩むところです。

先日、新しい会社で急遽PCR検査をする事となり全社員受ける事となりました。自分は既にワクチンを2回摂取しており安心した日常を送っているのですが、一般にはまだまだ、特に若い方を中心に打てていないのが現状です。幸い社員全員が陰性という結果が出て社長を初め社員の方はホッと胸を撫で下ろしていました。このコロナも最近は全国的に緩んでいる状態です。緊急事態宣言も今年はほぼ通年で出ているので、もはや緊急では無く国民も白け切っている感じです。

そしてここにきて政局が加わって来ています。総理大臣が総裁選は不出馬の意向を表しています。政治の事はあまり詳しく分かりませんが、コロナの感染率や緊急事態宣言の解除をするかしないかで、今後の政局が変化するという見立てのジャーナリストがいました。???という感覚ですよね。何でコロナが政治の将来に関係するのか、小市民には理解不能です。とにかく早くワクチン接種、病床確保と終息をさせて欲しいのが私の真の願いです。

ここに来て、私が検査の病院に対して感じる所謂「緩み」についてですが、コロナの緩みと何か共通点があると思うようになって来ました。私を初め、何で「緩み」を感じて言う事を聞かなくなるのでしょうか? それは相手側に誠意が感じられなくなったからでは無いでしょうか? 誠意が無いというか、長い説明になりますが「真にこちらの事を考えて行動を起こしてくれて無い態度」と言うと分かりやすいでしょうか。それは自分の保身、自分の都合、自分の努力不足、誰かに言われたからやっている感等、結局自分が一番という本心が透けて見えているからではないでしょうか? 

思い返せば学生の頃でも、本当に我々の事を思ってくれている先生の言う事は聞いたものでした。アルバイトの時もよく叱ってくる人がいましたが、本当に我々の事を思っているのが分かるので付いて行けました。会社に入ってからもそう。本当に部下の事を思ってくれる人には自ずと付いてくる人も多かった。相手が真に自分達の事を思ってくれていると感じられるからこそ、気持ちは緩まず、しっかりついて行こう、しっかり行動しようと思うのではないでしょうか?

何か思想的な話となり変な方向に向かうようになってしまいましたが、私は自然とそう思うだけで、活動家でも無く特に信仰する物もありません。私の検査に通っている病院も、営業ありきのような態度が見えるようでとても私の事を考えて診察しているとは思えず、気が緩み行きたく無くなる構図が出来上がっています。コロナについても、この国の政治家やコロナの対応をしている専門家、ワイドショー等のコメンテーターが本当に国民の事を思って行動や活動しているのでしょうか? その行動や対応を国民に見透かされているのではないでしょうか? それに疑問を呈するようになった時、人々の気持ちは緩み言う事を聞かなくなるのでしょうか? 

改めて自分の行動は本当に相手を思ってしている事か、倫理に反していないか、人間としてどうなのか、真摯に考えたいと思う今日この頃です。

稲村ヶ崎から見る夕陽と富士山f:id:x-japanese:20210902144341j:image