前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

2.始まり

前立腺癌との戦いの始まりは、4年前の2017年5月の人間ドッグ。毎年恒例の会社での人間ドッグで、いつものように飲み過ぎから来る肝臓の値が悪い位で、別に大した事無いだろうって思っていました。ある日検診結果の封筒が届くと、そこに再検査を知らせる手紙が入っていました。最近は、マラソンにハマったおかげでメタボからも脱却でき、残すは肝臓のγ-GDP値のみという50代にしちゃ優等生かなって感じの身体でした。そんな中、メタボの時のような身に覚えのある手紙が入っており、いよいよ肝臓の再検査か〜って思って手紙を覗いてみると、そこにはPSA値が3を超え異常値が出ているとの内容が書いてありました。「何だ?PSAって」。こんな物初めて見たし、いつもならそのままスルーにしてしまうのですが、何気なくた妻に言ったところ、妻からの勧めもありドッグの関連病院に再検査の為受診をする事に。渋々紹介された病院に予約を取り、再検査を受ける事にしました。そこで初めて、医者から前立腺に異常があるかもという事を告げられました。「前立腺が悪い?」全くピンと来ませんでしたが、改めて色々と検査を受け、その診断結果は暫く経過観察をして行くとの事。3ヶ月ごとに受診、検査を続ける事になりました。この時は、特に体調も悪くなく、医師もこの程度の事はよくあるからあまり気にしないでっていう感じでした。私もそのうちPSA値は収まってくるんだろう、全く面倒な事になったな〜位にしか思ってませんでした。今後の生活に対しても先生からの注意事項も特に無く、それより肝臓のGDP値が相変わらず良くなく、休肝日とかちゃんと作らないとな〜、などと言いながらそのままの生活を続けていました。                      ある日のゴルフ場にて。昼ビールは最高〜😊。プレーよりこちらの方が楽しみ😊f:id:x-japanese:20190916123330j:image