今回は、東北本線(今は宇都宮線とか湘南新宿ラインと言うそうですね😵)の小金井に行って来た話です。この所、婿の帰国や赤ちゃんの準備で娘も忙しく、休日は、お孫ちゃんの面倒を見る感じになっています。そして今回は、何故だか小金井への旅。前日に娘に連絡して、本当に小金井に行きたいのか確認しましたが、間違い無いとの回答。本当かなあと思いながら当日は娘の家に向かったのでした。
そして、お孫ちゃんと駅に向かいながら最終確認。「小金井は遠いよ!」「武蔵小金井とか、西武線の花小金井の間違いじゃない?」と聞いても、お孫ちゃん、少し躊躇しましたが、間違い無いとの返事😅。それならと、湘南新宿ラインに乗って小金井へ向かう事にしました。私は、せっかくそこまで行くのなら、もう少し頑張って宇都宮まで行き、私の好きな機関車が飾ってある公園まで行こうと計画したのです😅。また宇都宮では、最近開業した、「ライトレール」と言う新交通システムにも興味があったので、お孫ちゃんも興味があるだろうと思って、行く事にしたのでした。
駅に着くと、運良く小金井行きがやって来ました。お孫ちゃん、マイデジカメも持参👦。早速撮影していました。ここから約2時間。本当に行くつもりなのかなあと思いがら乗車。今日は遠いながらも娘のカートがあるので、前面展望を見せておけばいいと軽いノリで乗りましたが、今日は休日、やはり他の鉄チャン達が展望を楽しんでいました😵。想定外の展望席が一杯の事態で、今日は楽チンと思っていたのが、この後は抱っこ地獄の始まり。それが大宮駅まで続き、さすがにこれはキツく、いきなりグロッキー気味となってしまいました😅。
しかし、大宮で鉄チャン達が降りたので、ここでやっと娘のカートで展望開始。私もやっと余裕が出て来てホッと一息。そしてここからは私の、本当に懐かしい鉄チャン旅が始まったのです😊。今日は、お孫ちゃんが小金井へ行きたいと聞いた時から、私は密かに楽しみにしていてのです。224回目のブログを見てもらうと分かりますが、この機関車を撮影する為に、この東北本線はよくやって来ていたのです。お孫ちゃんの後ろでその前方を見てると、本当に懐かしい。大宮を出てまず左に東大宮の車庫が見えると、「よくあそこで写真撮ってたなあ」といきなり感動。その先も、昔通った撮影地は今もそれ程変わらずに、畑が残っていたり踏切が残っていたり本当に懐かしく、お孫ちゃんより私の方が前面にかぶりついている感じでした。
もちろん走って来る電車や貨物は今の物。昔と現実が入り乱れる感じで、私の感情がゴチャゴチャになる感じでした。そしてその時より随分と新しい駅が出来ているのを感じました。また本数も凄く増えていて、この辺りも便利になったんだろうと実感。そんな事を感じているとお孫ちゃん、何だか私に話をして来ます。
よく聞くと、「まだ着かないの?」と言っています😵。駅を見てみるとまだ久喜に着いていません。「まだまだだよ」と言うと、繰り返し「まだ着かないの?」とか「遠いね」と言うのです。出発して既に1時間です。さすがに飽きて来たみたいでした😅。なので一旦久喜駅で途中下車。トイレ休憩とお菓子やジュースを買う事にしました😅。
次の電車は割とすぐに来て、宇都宮行きでした。ここで気分転換が出来たかと思いましたが、その後も「ねえ、小金井はまだ?」と聞いて来ます。私は「だから遠いって言ったでしょ」と言うと、もう前面展望はいいようで、ボックス席へ移動して行きました😅。そこで少し気分を変える為、色々と窓の景色を見て利根川のクイズを出したり、交差する東武鉄道のクイズを出したりしますが、それもすぐに飽きてしまい、「小金井はまだ?」と聞いて来ます。相当飽きて来ている様子です。こんな遠いと思わなかったんだろうと思いました😅。かなり不機嫌になり、しかし私はお孫ちゃんに、自分が言ったのだからそこまで行こうと言い、計画は変えませんでした。
そうこうしているうちに、やっと小金井に到着です。そしてここで前5両を切り離す作業を行うとの事。やっとお孫ちゃんのご機嫌が良くなって来ました😅。小金井に着くと雨が降っていてかなり寒くなっています。しっかりお孫ちゃんのジャンパーを閉め防寒をしました。駅では切り離し作業を見て、しかしその後、小金井までやって来た実感をお孫ちゃんは感じる時間は無く、すぐ発車です。
私達はそのままこの宇都宮行きに乗りました。そしてお孫ちゃんに、「この次は宇都宮に行って、ライトレールとジジの好きな機関車が飾ってある公園に行こう」と言いました。しかしここでお孫ちゃん、何やら今までと違うリアクションです。小金井駅があまりにもあっけなかったからか、何か元気が無い感じ。そして宇都宮に到着です。宇都宮は雪やみぞれが舞っていました。結構寒いので参りましたが、私は結構テンションは上げ上げでした。しかしお孫ちゃん、逆に下げ下げに見えます😅。私はすぐにお腹が空いたのだと思い、ご飯を食べようと言いました。
そして駅を降り、レストランを探します。ここでもお孫ちゃん、あまり嬉しそうではありません。そして美味しそうなパン屋さんが空いていたので、そこに入って昼食にしました。しかしあまり食べないのです。そしてそこでお孫ちゃんからまさかの言葉が😳。「お家へ帰りたい😢」。私は「え〜😵💫」と、びっくり。何で〜、と思いました。どうも小金井まででも十分遠かったので、それ以上行きたく無かったようでした😅(この写真、それを物語っているような態度ですよね。別に冊子を読んでる訳では無いのです。ちょっと可哀想になっちゃいました😅)。
確かに宇都宮は栃木県の真ん中。ここは私が中学1年の時に結構頑張って鉄チャンに来た事がある駅です(私の好きな機関車の車庫があったのです)。その時でも凄く遠く感じて、心細くなったのを覚えている位なのです。私はジジがいるから大丈夫だろう、位な気持ちで来たのですが、さすがにお孫ちゃんには遠かったみたいで、ちょっと反省したのでした😅。パン屋さんで娘に連絡をして、仕方無く帰る事にしたのでした😵。娘は複雑なリアクション。「ジジに悪い事しちゃったねー」と言った連絡が入りましたが、私としてはお孫ちゃんが優先です。私の好きな機関車が保存してある公園を目の前にして、仕方無く帰る事にしたのです。これも愛するお孫ちゃんの為。泣く泣く諦めることにしました😢。
しかしお孫ちゃん、さすがは我が孫です。その後、帰る前に駅の周辺を見てみようと外に連れ出し、その時に日光線や烏山線の列車が見えたのでした。するとお孫ちゃん、急に復活したのでした。私が「あれー、見た事無い電車が止まってるね〜」と言うと、急に目がキラキラ。デジカメを取り出し、写真を取り出したのでした😅。
続く。