既に1時を過ぎ、私がお腹が空いて来たのでお孫ちゃんを呼び寄せます。近くにサイゼリヤの看板が見えたので、そこでご飯を食べようと促しますが、全く言う事を聞きません。鳩の餌やりに夢中なのです😅。しかしふと上空を見ると、トンビが舞っています。遠くの方では餌を捕獲するつもりなのか、急降下しているトンビが見えました😱。最近のこう言った鳥は本当に危なく、下手をすると結構な怪我をします。私はお孫ちゃんにそれを話し、餌やりをやめさせました。そしてそのまま、とりあえずサイゼリヤに連れて行きました。
そこは結構直ぐに入れて、お腹がペコペコだった私は助かりました。ここはさっきの公園とか船が見渡せる場所にあり、とてもサイゼリヤとは思えないお店でした。夜なんかは結構いい雰囲気なんだろうと推測出来ました。サイゼリヤは庶民に優しく、3,000円も出せば、たらふく飲み食い出来るお店です。その金額でこの景色と雰囲気なら超破格。横須賀の人達はいいなあと思ってしまいました。お孫ちゃんも結構お腹が空いていたらしく、しっかり食べました😅。私はドリアと小さいビールを一杯、あとはお孫の食べ残し。そしてお会計は2人合わせて、1,300円。本当にこれでいいのかと思ってしまう程の安さ😊。この会社の経営努力には頭が下がります。
しっかり休憩もしてお腹も満腹。その後は、最近の鉄チャン旅の定番で、ちょっと歩かせます。この街の雰囲気を味わいながら、もう一つの目的地、三笠記念館を目指します。そしてその途中のアメリカ海軍の基地や、色々なオブジェ、さらに記念碑等を見せながら約2㎞を歩かせました。この辺りは行き交う人も外国人が多く、お孫ちゃんには色々刺激を与えたいと思ったのです。
前回の尾久の時のような文句も言わず、それなりに楽しみながら歩いていました😅。そして三笠記念館の公園に到着。ここは戦艦三笠を展示してある記念の公園です。そして向こう岸には、これから輸出される車がズラーッと並んでいる光景が見えます。こう言った物をお孫ちゃんに見せて、それを説明します。この国の戦争という歴史、そしてその後の復興、輸出というこの国の産業の話をします。しかしまだ早過ぎたか?。そんな話は右から左の如く、またまた遊具を見つけて、そちらに走って行きました😅。
ここでもまたひとしきり遊びました。しかしここは結構風が吹いていて、お孫ちゃんもさすがに寒くなって来た様子。早々と電車に乗りたいと言い出します😅。しかしまだ帰るには早い時間。そこで私は、一度見てみたかった、久里浜駅の謎の引っ込み線を見に行こうと思ったのでした。せっかくここまで来たのに、やはり鉄旅に戻る事で、お孫ちゃんはやはり鉄道以外は興味無いのかと、少しガッカリ。まあ仕方ない。今度は車か飛行機の博物館でも行くかと思いながら、ここから近い京浜急行の横須賀中央駅に向かったのでした。そこでお孫ちゃんに「謎の引っ込み線を見に行くか?」と聞くと、「何だそれ、でも行きたい👦」との返事。やっぱり鉄チャンなのだと認識😅。そこに向かう事にしたのでした。
そして久里浜駅に向かいます。もちろん先頭車。ここでまたカートの出番です。するとお孫ちゃん、帰りもこの電車に乗りたいとの事。私は、帰りは横須賀線のグリーンに乗って一杯引っ掛けながら帰ろうと思っていたので、これにはちょっとガックリ。横須賀線なら便利だよとか色々言いますが、お孫ちゃんはこう言った所は結構引かない😅。まあその方がお金も掛からないからいいかと自分に言い聞かせ、久里浜駅へ向かいました。
そしてマップを見ながらそれらしい場所に行ってみます。するとありました。警報器も無い踏切と、終点マークが直ぐ近くに見える線路。これは一体何の線路なのでしょうか?。
どうも横須賀線の車庫の引っ込み線のようでした。線路を見ると途中から錆びていて、どうも電車はここまでやって来るような事は無いようです。お孫ちゃんも、警報器の無い踏切は初めて見たようでこれには大興奮。またこんな近くに終点マークを見れた事にも興奮状態。結構この場所はお孫ちゃんに受けて、暫くそこで遊んでいました😅。これを見て、前回の新橋の踏切後とか(461回目のブログをご覧下さい)、今回の廃線のような踏切とか、あまり廃線マニアに導かないように気をつけないととも思ったのでした。
そして日も翳って来たので、ここから京急に乗って川崎まで戻ります。そしてこの駅で電車を待っていると、ある事を思い出しました。何かと言うと、私の小さい頃は良くこの先の三浦海岸に海水浴に来ていたのは前述の通りです。そして、三浦海岸駅までは横須賀線よりはこの京浜急行が便利だったのです。しかしその時の私の祖父が、行きは横須賀線で来て久里浜からバス。帰りは京急で三浦海岸駅からこの久里浜で降りて横須賀線に乗り換えていたのです。一体何でそんな面倒な事をしていたのだろうと、ふっと思い出したのでした😵。
もしかしたら私の祖父も鉄チャンだったのでは?と、その時思ったのでした😅。それも当時の国鉄の各駅停車ファンだったのでは?。そう言えば、群馬県の私の従兄弟の家に行く時にも、特急や急行では無く、2時間近くチンタラ走る各駅停車に乗って行ったモノでした。さすがに実家がある北陸に行く時は急行を使っていましたが(特急は使いませんでした)、母なんかは当時は、「電車賃の節約の為」と我々に説明していました。しかし、この海水浴については返ってバス代や京急の電車賃が余計に掛かる計算です。もしかしたら当時の113系とか115系と言った、近郊型電車ファンだったのかも知れません(そんな事は無いか😵。この電車は高崎線の115系です)。
まあそんな事はどうでもいいのですが、こんな事もお孫ちゃんと昔懐かしい場所に来たからこそ。色んな再発見をして刺激を貰っているのは、むしろ私の方かもしれません。そしてこのホームで電車を待っているお孫ちゃんを見ていると、今から50年以上前に、自分もこのホームにいた事があるんだなあと、感慨に耽ってしまうのです。
そんな風に思っていると電車がやって来ました。そして運良く鉄チャンシートをゲット。ここは座りながら前面展望を味わえます。
それをお孫ちゃんは知っていた様子😅。既に私よりも情報を集めていて、これには私も脱帽。そしてここに座ると、安心したのか私が睡魔に襲われ、気がついたら既に川崎到着寸前。慌てて降りて、そしてその後、娘に無事お孫ちゃんを引き渡しお役目終了。
その後、娘と軽く夕ご飯を食べる事にしました。ここで、先程帰りに味わえなかったビールを一杯。娘とお孫ちゃんを前に最高の一杯でした。お孫ちゃんはさすがに疲れた様子で、あまりご飯を食べません。そして帰りにはおんぶして欲しいと甘えて来ます。赤ちゃん返りが続いているのか😅。しかし私は抱っことおんぶで娘の家まで送る事にしました。そして玄関でお別れ。その後の娘のメールでは、あの後直ぐに寝てしまったとの事。
考えてみると、今日は結構ハードでした。今日の歩数計を見ると18,800歩。これではお孫ちゃんも疲れる訳です。でもそれに今日は付いて来て、逆に私が途中で寝てしまった位でした。お孫ちゃんも随分と体力も付いて来たものだと感心。そしていよいよこの子の父が帰国。予定ではあと1回は里帰り、そして父の帰国と第二子が産まれる前に、娘とお孫ちゃんを連れて温泉に行く予定です。本当にお孫ちゃんとのハチャメチャ旅のカウントダウンが始まりました。少し寂しい気分で、家路に着いたのでした。