前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

441.ジジとお孫のハチャメチャ鉄チャン旅17

そんな少し感傷的になっているジジを横目に、お孫ちゃんは南武線に夢中になっています。しかし京王線の乗り換え駅まではあっと言う間。もっと南武線に乗りたかったようでしたが、この稲田堤駅から京王線に乗り換えます。この駅から少し離れている京王線との間は古い商店街が続いており、こんな所はまだ昔の風情が残っいて、やっぱりこう言った懐かしい感じの商店街はいいなあと思いました。 

そして初めての京王線。早速やって来たのは、これは都営地下鉄の乗り入れ電車でしょうか。私は最近の電車は全くダメなので、お孫ちゃんには中々説明が付きません。お孫ちゃんを見ると、興味深そうに眺めています。私からすると、最近の電車は殆どがステンレスなので車体は銀色。それにイメージカラーのラインが入っているだけに見えるので、どれもあまり変化無くつまらないと思うのですが、お孫ちゃんはさすがに子鉄の片鱗、早速違いを見つけて話しています😅。f:id:x-japanese:20231109131023j:image

昔の山手線みたいな電車ですが、お孫ちゃんは初めて見る電車に興奮気味。そしてこれも展望を見る為に先頭車に行き、またまた抱っこです。そしてここでクイズを出します。線路を見て何か気づく事は無いか聞いてみます。するとすかさず線路の幅が違うといいました。それは既に知っていたらしく、少し自慢げに話し始めます。そしてすれ違う電車にまたまた興奮気味。これも色々と説明をしてくれます。その目は真剣そのもの。この辺りは本当に可愛いです😅。f:id:x-japanese:20231109133040j:image

するとある駅の前方の上の方に、京王線を跨いでいる高架線を発見。あれは何線かと質問されます。ケータイのマップを見てみますが、この辺りには電車は交差していません。こう言った所は鉄チャンは本当に目ざといと言うか、食い付いて来ます😅。そしてこう言った興味を持つと言うか、知りたいと思う気持ちと言うか、これが鉄チャンのいい所だと思うのです。鉄道は、ビジュアルはもちろん、機械や設備等の技術的な事、安全性や駅のアナウンス(最近では英語も関わって来ます)、さらに車掌さんとの触れ合い等、さまざまな刺激が多くあります。この刺激は子供達にはとても脳を活性化させる刺激になると思っています。お孫ちゃんもこんな様々な刺激に対応して、この小さな頭で色々考えているんだと思うと、一杯刺激を受けて大きく賢くなって欲しいと思います。

この謎の高架線は後で調べるとして、電車は若葉台駅に到着。すると前方には京王線の車庫が開けています。そしてたくさんの車両が置いてありました。お孫ちゃんはこれにハマり、またまた暫く見学。全くいつになったら目的地へ到着出来るのやら😅。f:id:x-japanese:20231109133140j:image

そしてやっとの事で、目的地へ到着。既にお昼頃になっていました。f:id:x-japanese:20231109133347j:image

この「君も博士になれる展」は、主に身体の仕組みをテーマに遊びながら学べる施設であり、中に入ると、人の食物の消化をテーマとした展示物が目に入ります。大きな口と目玉がお出迎え。我々は食物としてその口の中に入り、体内を巡り、最後は肛門のようなお尻から、ウンチとなって出てくると言う仕組みなのです😅。f:id:x-japanese:20231109133708j:image
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これにはお孫ちゃんは昼のご飯も忘れて走って行きました。周りの子供達も大はしゃぎで遊んでいます。その他にも興味深いテーマをゲーム風のアトラクションにしてあるので、子供達は中々楽しそうでした😅。

中でも面白かったのは、ゴキブリゲーム。これは自分がゴキブリになって、部屋の中を見つからないように逃げるというゲームです。その部屋に入ると、懐中電灯を模した光がサーチライトのように照らされており、人間がゴキブリを探している風です。そのライトに当たってしまうと、「いたぞ!」という言葉と共にドカーンと爆音がして部屋が真っ赤になります。バチンと潰されるイメージです。これに子供達は大はしゃぎ😅。思わずパパ達も挑戦。私ももちろん挑戦しました。子供向けなので結構簡単に逃げ切れるのですが、時には光に触れてドカーンとやられてしまいます。こんなゲームが出来るのもお孫ちゃんが居てくれたからこそ。こんなゲームを爺さん1人でやっていたら、それこそ不審者として通報されると思います😅。f:id:x-japanese:20231109135906j:image

また絶滅してしまった動物を甦らせるという、今風の仕掛けもありました。ケータイでQRコードを読み込むと、絶滅した動物が画面に出て来ます。これは正にすぐ近くにこの動物がいるように見えます。また、その動物と記念撮影も出来る仕組みです。f:id:x-japanese:20231109140228j:image

こんな写真、いきなり娘に見せたらさぞビックリするでしょう😅。また動物に求愛するゲームも面白い。お孫ちゃんは見事、ダチョウに求愛ダンスが受け入れられて、ダチョウから気に入られてしまいました😅。f:id:x-japanese:20231109140629j:image

面白いゲームや展示がたくさんありますし、これはこれで楽しめるのですが、しかし子供達はこのゲームだけで遊んでいる訳では無い事に気が付きます。もちろん皆、親子連れで来てる子供達ですが、その子供達が友達になって遊んでいるのです。もちろんお孫ちゃんも、色々な子供達と一緒になって遊んでいました。お孫ちゃん既に5歳。もうジジとなんか遊ぶより、こういった所で同年代の子供達と遊ぶのが楽しいのでしょう。途中からは殆ど私の出番は無し。怪我やケンカが無いように目だけは離さず、ずっと見守っているだけでした。

そしてそろそろ子供達も帰る子が多くなって、人影もまばらになって来ました。我々も帰る事とし、併設の食堂で遅い昼食を食べました。テラス席で、私はビールを一杯😅。平日の3時位に、のんびりとお孫ちゃんとビールを飲むなんて、なんて贅沢なんだろうと思ってしまいました。f:id:x-japanese:20231109142057j:image

そしてそこで、先程の謎の高架線をケータイで探しました。それは何と武蔵野貨物線だったのです。お孫ちゃんはそれにはビックリ。色々と突っ込んで来ますが、この辺りになると私も付いて行けません。後は自分で調べてごらんと、宿題にしました。

そして京王線まで戻り、先程の逆のルートで帰宅。府中本町駅では武蔵野貨物線を見て「さっきのはここに繋がっているんだね〜」などと言いながら乗り換え。その後も頑張って苦手だったトンネルをくぐりました。もうこのトンネルは全く大丈夫になり、逆に私を気遣う程でした。子供の成長は本当に早いし、自信を持つと言う事は本当に大切なんだと実感したのでした。そして怪我をさせる事も無く、無事に戻って来たのでした。最後に駅に着くと、もう一つクイズを出しました。この電車の901と言う意味を調べてごらんと言ったのです(これは900番代と言い新型車両の試作車の番号で、これが上手く行くと量産が始まるのです😅)。これは少し難しいかマニアックかな😅。f:id:x-japanese:20231109142710j:image

まあたまには難しいクイズを出すのもいい刺激になるかな😅。まあこんな幸せな1日。本当にお孫ちゃんを授かって良かった。そしてまた面倒を見る元気が湧いて来るのです😊。