前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

ダイジェスト、QST病院情報5

翌日の朝から、早速治療計画通りの生活が始まります。朝食を終えて暫くすると、先生の検診があり体調チェック。その後、今日の照射時間の順番の案内があります。入院患者は大体午後でしたが時間はバラバラでした。機械の具合や患者の具合によっては時間がかかる事もあるようで、私の場合、夜の8時位になった事がありました。そうなると夜ご飯を食べてからの照射となり、それは結構参った覚えがあります。予定時間の前になると看護師さんからお呼びがかかります。用を足し、照射を行う新治療研究棟まで歩いて移動します。最初は結構緊張し長く感じました。長い地下道を通りエレベーターに乗り長い通路を渡り新治療研究棟へ。ここは固定具を作る時に来た建物です。建物はとてもおしゃれで近未来的な建物です。その建物の地下に受付と待合室と照射室があります。そこで名前を告げ待つ事30分位、テレビや雑誌もあり時間は潰せますが、最初はそれどころでは無くドキドキして時間が経つのが長く感じました。この待ち時間は排泄が上手く行ってない方の為の調整時間のようです。そして名前が呼ばれます。通路を通り指示通り照射室の前に腰掛け、少し待ちます。何か独特の音がして、これから何が始まるのだろうととても不安になりました。照射室は3室ほどあるでしょうか?そしていよいよ名前が呼ばれ照射室に入ります。下着を着替え専用のジャージに着替えたらすぐに照射台に乗るよう指示があります。ゆっくり乗るとすかさず医師が数人やってきて、先日作った器具を装着します。ちょっとお腹が苦しくなる程度で、それ程ストレスは感じませんでした。装着が終わると医師はサッと居なくなり、いよいよ照射となります。そしてここからが長いのです。 ある日の朝食f:id:x-japanese:20210217104446j:image朝の食堂f:id:x-japanese:20210217221307j:image治療の順番表f:id:x-japanese:20210225134050j:image新治療研究棟までの通路
f:id:x-japanese:20210217125248j:image長い地下通路f:id:x-japanese:20210225131718j:image新治療研究棟f:id:x-japanese:20210219161146j:image