前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

ダイジェスト、QST病院情報3

私は家が若干遠かったので入院にしましたが、重粒子治療は通院でも可能です。中には近所のホテルに泊まって通院している患者さんもいました。また入院といっても、治療は月曜日から金曜日のうちの4日間で行うので、基本的に病院は土日は何も出来ません。なので金曜日の夜から日曜日の夜までは、外出許可さえ取れれば外泊は自由です。もちろんずっと病院にいる事も可能です。その点はちょっと緩い感じでした。よって前立腺の一般的な12回照射治療の場合は3週間の入院が必要という事になります。仲良くなった患者さんの中には、土日は都心のホテルに泊まり東京見物をされていた方もおりました。現在のコロナ禍ではこのような事は禁止されているようです。病院棟の4階と5階に入院施設があり全体的に清潔で綺麗でした。看護師さんも優しく明るい方が多かったです。私は4人相部屋でしたが、個室もあり結構利用される人も多かったようです。重粒子治療は放射線を数分間、患部に照射するだけなので、痛みも無く時間もそれ程かかりません。なので時間を持て余す感じとなります。よく食堂を利用してケータイなどいじってました。Wi-Fiは無かったのでその辺は少し不便でした。食堂にはテレビや雑誌、漫画もあるので時間は十分潰せます(笑)。3週間もいると患者同志も顔馴染みになり談笑されている方も多かったです。また病院が広いので敷地を利用したウォーキングも可能です。春にはお花見も出来るようです。全体的には快適な入院生活でした。ただ売店にはあまり商品が無く、午後2時位に閉まってしまい自動販売機に頼るしか無かったのが参りました。また私の入院していた時期は比較的初期の前立腺癌の方が多かったようで、想像していたよりずっとほのぼのしており、ここは本当に癌の病院なのか錯覚を覚えました。                      4階のスタッフステーションf:id:x-japanese:20210216170215j:image食堂
f:id:x-japanese:20210216170218j:image食堂の漫画類
f:id:x-japanese:20210216170211j:image1階の売店f:id:x-japanese:20210225125241j:image1階の自動販売機コーナーf:id:x-japanese:20210219134321j:image