前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

465.私の不思議な体験、4

その猫と暮らしていたアパートで、その後、とんでも無い事が起きるのです😱。これは本当にとんでも無い出来事でした。今、考えても足がすくんでしまうような事件だったのです。それも2つ。

このアパート、会社の社員さん向けの住み込みのアパートだったのですが、その社員さんも減少し空室にしておくのも勿体無いと、その後は子供の部屋と他人に賃貸するようになったのでした。しかしまだ社員さんも数人住み込みでおり、20歳を過ぎると、その部屋によく飲みに行く事もあったのでした。そんな飲んでる時に、一つ目の事件が起きました。

まだそれ程飲んでおらず、それ程場も盛り上がっていない時、遠くで人の言い合っているようか声が聞こえました。そのうちに女性の叫び声が聞こえ、さらにバタバタと音がし出しました。これは喧嘩か?、どうせ夫婦喧嘩か何かだろうと揶揄っていたのですが、益々その声と音はエスカレートして来ます。我々の野次馬根性が目を覚まします。ちょっと見に行ってみるかと、扉を開けました。するとアパートの奥の部屋でかなりの言い合いがされていました。男性同士で片方がかなりの金切り声を上げていました。それを女性が必死に止めている感じ。何だ何だと、私が扉から出た瞬間です。

奥の部屋で叫び声がしたと思ったら、1人の男がその部屋から出て来ました。そして私と目が合ったのです。するとこちらに凄い剣幕で走って来ました。何やら手には光るものが見えます。包丁でした。私は「ヤバい」と思い、急いで扉を閉めました。しかし古いアパートの建て付けが悪く、また急に閉めたモノですから、途中で引っ掛かってしまったのです。すると扉を開けようとする手が見えました。さらに血のついた包丁も見えたのです。私はそれを見て扉から手を離し後ろに退きました。

するとその男が扉をバーンと開けて、我々の部屋に入って来たのです。社員さんもそれにはびっくり。一同、部屋の隅まで後退。その男は玄関に入り、かなり興奮した口調で色々喚き始めました。そして手には確かに血のついた包丁を持っていたのです。私はそれを目の前で見て、一瞬、死を覚悟しました。このままこの包丁で刺されると思ったのです。そしてなるべく興奮させないように、「分かる分かる」などと言って下を向いておりました。

それがどれ位だったでしょうか。それ程の時間は無かったと思いました。するとその男は何かを捨て台詞のように喚くと、その場を離れて違う部屋に入って行ったのです。そこでまた何やら興奮して喚いていました。私はそれを見て、「今だ、逃げましょう!」と言って社員さん達と一緒にアパートを出たのでした。そしてその後、その部屋からは悲鳴が上がり、住人が刺されたようでした。すぐさま警察がやって来て、その男は取り押さえられ、事件は直ぐに収拾しました。原因は隣同士の騒音の揉め事だったそうです。何せ、昔の社員寮という位置付けのアパートだってので、防音なんて意識の無い建物だったのです😵。

本当に良かったという事で、その場は終わったのですが、その後、考えると、何であそこであの男は、私を切り付けなかったのだろうと思ったのでした。これも不思議と言えば不思議です。私の母は昔からよく、我々の事を守護霊さんが守ってくれているんだと言っていましたが、この時は守護霊さんが包丁男から守ってくれたのでしょうか?。全くそう思えるようなシチュエーションだったのでした。そしてこの事件から少し後に、正に守護霊さんが助けてくれたとしか思えない事が起きたのでした。

その時もこのアパート。この時は既に就職が決まり、アルバイトに精を出し、必死になって車の借金を返していた頃です(この詳細は、この後の車のブログで書く予定です😅)。この日はアルバイトの後に友人と飲みに行って、ほろ酔いで午前様。寒い日だったので、帰って来て急いで灯油ストーブに火をつけて暖を取りました。この灯油ストーブは旧式のストーブで、芯の出し入れで火力を調整する物だったのです。直ぐに暖かくしたい私は、この芯を目一杯出して火を付けました。すると煌々と燃え出し、暖かくなって来ます。すると当然に眠くなって来るモノです。そして、いつの間にか寝てしまったのでしょう。こたつに突っ伏して寝ていたと思います。

すると誰かがトントンと肩を叩いた感じになり、それに気が付いた感じで、ふっと起きたのです。すると目の前に信じられない光景があったのです。先程の灯油ストーブから炎がはみ出していたのです。それは既にストーブが見えなくなる程だったのです。「火事になる!」、と瞬時に感じた私は、燃え盛るストーブの芯を調節する目盛を必死に下げました。その目盛は既に炎で熱くなっており、指に火傷を負いましたが下げ続けました。程なく何とか炎は収まり、火も消す事が出来ました。そしてそのストーブを見ると、芯の所は真っ黒になっており、天井は黒い煤が付いていました。鏡で顔を見ると何と無く煤っぽい。鼻を噛むと黒い鼻汁が出で来ました。

そして暫く呆然としていました。あのまま気が付かないでストーブが燃え盛ったら、あの後どうなっていたのかと思うと、身体がブルブル震えて来たのでした。指を見ると火傷で皮膚が真っ赤、一部は捲れていました。急いで氷で冷やし、改めてこの出来事を思いました。誰かが私を起こしてくれたのは確かでした。トントンと肩を叩かれたように感じ、起きたのは確かでした。しかし一体誰が起こしてくれたのでしょうか。これは正に守護霊さんしか居ないと思ったのです。この後は興奮して寝る処ではありませんでした😱。

本当にあの時、起きなければ、このアパートは丸焼け。さらに近所に延焼して大火事になった事でしょう。そしたら我が家族は破産、離散です。そんな事を間一髪で止めてくれたのは誰だったのか。まさしく守護霊さんの存在を感じざるを得ない一件でした😊。f:id:x-japanese:20231222165620j:image