前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

424.私のぶらぶら旅19

今回は、鶴来と言う町を書こうと思います。皆さん、え?どこ?って感じだと思いますが、ここは石川県の金沢の近隣。鶴が来ると書いて「つるぎ」と読みます。何か知名がいいと思いませんか?。由来は、町の中にある神社の名前から来ているそうですが、以前、ToshIのコンサートで金沢に来た時にこの地名を見つけ、いつか来てみたいと思っていたら、ToshIがまた金沢でコンサートをやってくれたので、やって来たのです。

そんな訳でコンサートの翌日、昨日飲み過ぎて少し痛い頭でしたが、ぶらぶらして来ました。今回は妻と一緒。金沢駅北陸鉄道案内所で「鶴来まち歩きクーポン」を購入。紙のパンフレットは無く、詳細はネットで確認して下さいとの事。こんな地方でも、ネットが使えないと旅も出来なくなる世の中になったと実感。改めてネット難民から脱出出来て良かったと思いました(写真はネットからスクショしたものです)。f:id:x-japanese:20230926084849j:image

そしてJRに乗って西金沢駅へ。そこで北陸鉄道に乗り換えます。新西金沢という駅名が何ともユニーク😅。隣接してるから同じ駅名でいいんじゃないかと思いますが、何か理由があるのでしょうか?。f:id:x-japanese:20231002074850j:image

駅からホームへは懐かしい構内踏切。寅さんの映画に出て来そうなこのビジュアル、鉄チャンの私は既に興奮状態です😅。f:id:x-japanese:20230925223718j:image

この電車に揺られて約30分。昔の東急東横線の車両が走っていました。懐かしいなあと感じながら、のんびり電車に揺られていると、終点、鶴来駅です。この電車の揺れ具合も最高。思わずウトウト始まって来る揺れでした。f:id:x-japanese:20230926075201j:imagef:id:x-japanese:20230926075225j:image

この町は一言で言うと、白山比咩(しらやまひめ)神社の門前町で、古くからの街並みが残っていて、また酒を初め醤油等の醸造が盛んとの事で、とてもぶらぶらし甲斐がある町です。f:id:x-japanese:20230926224040j:image

5時間もあれば十分ぶらぶら出来るサイズ感も最高です。駅の雰囲気からして何とも懐かしい感じ。まずは、この町で初めに向かうのは手取川です。この、お酒の名前にもなっている手取川。一度間近に見てみたかったのです。この日は秋晴れの爽やかな日。今年の猛暑でこんな外歩きは本当に久しぶり。夏に行った水上高原以来でしょうか。そんな事を感じながら歩いていると、既にコスモスが咲いています。秋は確実にやって来ているのを実感。

その前に鉄チャンの性か、廃線跡を見て行きます。この鉄道、10年位前までは、この白山比咩神社の近くまで走っていたそうです。その廃線跡が結構残っていると言うので、それを見ながら歩こうと思いました。すると、早速駅近くの踏切から見えるこのビジュアル。何とも言い難い光景です。f:id:x-japanese:20230926085428j:image

そしてこの廃線跡の駅が保存されていると言うので、そこまで歩きます。手取川はその近くでよく見える橋があるので、この駅目指して約2.5㎞ぶらぶら歩きます。そしてそこには「加賀一ノ宮」という駅舎がありました。今にも電車がやって来そうなビジュアルの駅。この光景にも何とも言えない気分です。中に入ってみると、当時の写真がたくさん飾られていました。昔はこんな電車が至る所にたくさん走っていて、私も色んな所に鉄チャンに行った事が思い出されました。少し感傷的な気分。f:id:x-japanese:20230926095939j:image

そして気分を変えて、手取川を見に行きます。近くには農業用水の取水口があり、その歴史的建造物も見れます。f:id:x-japanese:20230926100336j:image

その向こうにはお目当ての手取川が見えます。思ったより大きく、その薄緑色と河川敷にはゴロゴロとした岩は、関東の河川とは何か違った光景です。そしてそれがよく見える、歩行者専用の橋を歩きます。f:id:x-japanese:20230926100658j:imagef:id:x-japanese:20230926110231j:image
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こう言った光景は本当に見ていて飽きません。特にこの日は爽やかな秋晴れ。久しぶりの気持ちいい天候には、あの酷暑を懐かしむ気分にもなってしまいます。向こう岸には道の駅があり、ちょっとした資料館もあるので、時間がある方は寄ってみるのもいいと思います。

そしてこの後は本日のメイン、白山比咩神社です。この直ぐ近くに表参道があり、この参道からは荘厳な景色が見られます。その手前には美味しそうなお萩を食べれる茶屋があり風情満点。ちょっと食指が動きましたが、早速参道へ入ります。そこには本当に荘厳な光景がありました。f:id:x-japanese:20230926104550j:image
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ひんやりした空気は心をシャキッとさせます。そして境内へ。f:id:x-japanese:20230926104728j:image

願い事はいつもの通り、お孫ちゃんの事や我々家族の健康。妻はここでいつものおみくじを引きました。すると大吉を当てました。この日は私のぶらぶら旅のお付き合いで終始つまらなそうでしたが、この時だけはテンションマックス。早く2人目のお孫が来ないかと、改めて祈っておりました😅。

神社を一回りして、ぶらぶら旅を続けます。今度は別の参道を行くと、そこにも美味しそうな茶屋風のお店が。f:id:x-japanese:20230926131106j:image

こんなお店ばかり見ているとそろそろお腹が空いて来ました。この町は、蕎麦もうどんも美味しいとの評判なので、つい入りたくなる感じになりますが、今回はちょっと食べてみたい物があるので、我慢我慢。次の目的地へとぶらぶら向かいます。

次は少し上り坂を歩くので気合を入れて歩きます。そして15分程歩いて行くとありました。獅子吼高原という高台にある獅子ワールド館。ここはこの町の産業でもある、木工芸の大獅子頭が展示されており、日本一の木彫りの獅子舞が飾ってあるのです。また時間があればここからロープウェイに乗り、高原散歩が楽しめたのですが、そこまでは余裕が無く、この資料館のみを見学。そこには本当に想像以上にでかい獅子舞が飾ってありました。そしてこの資料館は何と無料でした。その他にもたくさんの獅子舞の頭が飾られており、まさに圧巻。f:id:x-japanese:20230926133050j:image

他にもこの周りには、作り物の館とか、木工の家具や小物を売っている店があったり、実際に作ってみるワークショップがあったり、バーベキューが出来たりとか、一日中いても飽きない感じ。ここも次の予定があるので後ろ髪引かれる思いで、出発。そして山を見るとさらに高原に行けるロープウェイが見えました。そしてその真っ青な空には、たくさんのパラグライダーが飛んでいます。ここはパラグライダーのメッカでもあったのです。f:id:x-japanese:20230928084632j:image

そして近くには着陸する大きな広場があり、直ぐ近くで、それが近づいてくる光景を見るのは中々圧巻。思ったよりも大きく、その迫力に結構びっくりしてしまいます。いい物を見せて貰いました。

そしてこの後は再び町中へ戻って行きます。長くなったので続きます。