前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

512.ジジとお孫のハチャメチャ鉄チャン旅35

尾久の跨線橋から田端の貨物の操車場までは、それは本当に、夢のような時間になったのでした(以前はここまでは来ませんでした)。尾久の車庫に沿って歩く道は、以前に比べて随分と建物が増えたり、車庫が見えないように目隠しがされていましたが、それでも時折ある隙間からは止まっている列車が見える事がありました。その度にお孫ちゃんはそれを撮影したがり、自分で撮影したり、私が抱っこをしたり肩車をしたりして、列車を撮っていました😅。f:id:x-japanese:20240330220343j:imagef:id:x-japanese:20240331113932j:image

こんな姿を見ると、私が小学生の頃、友人達と写真を撮っていた姿とダブって見え、凄い感動を感じてしまったのでした🥲。またこの道も昔と殆ど変わらなく感じました。また、結構狭い道で家の影になっているので、今日のような初夏のような気候では風が気持ちよく、普段は疲れたと言って駄々を捏ねたりするお孫ちゃんが、この日はスタスタと歩いていたのです😅。時折あるホンワカした町会の作ったベンチや、公園で遊んだりしながら、田端操車場までの道は、本当に懐かしく夢のようでした。f:id:x-japanese:20240330220819j:image

そしてやって来ました、田端の操車場。あの時のドブ川は暗渠となり、車道が拡幅され歩道が出来、交通量が多くなっていました。しかしその道の向こうには、貨物用の機関車の車庫と、以前は無かった新幹線の車庫が見えたのです。かなりの変貌に一瞬たじろぎましたが、お孫ちゃんに「着いたよ〜」と言うと、危うくそちらの方に駆け出しそうになり、この辺は本当に気をつけないといけないと思いました😅。

私は、お孫ちゃんのリアクションをそれ程期待してはいなかったのですが、想定外のはしゃぎようでした。新幹線は思った程見えなかったのですが、機関車はほぼ当時のように見えます。随分と少なくなったと感じました。多少、フェンスや金網が高かったりしますが、見る分には十分な近さで耐えられます。私はお孫ちゃんのはしゃぎようにビックリ。何と止まっている機関車を撮りたいと言うのです😅。この時はかなり焦りました。結構車通りがあり、しかし歩道は線路と逆側にあり、そこからだと中々写真は撮りずらい感じになるのです。昔はそんなに車は走って無かったので、そんな心配は無かったのですが、これには参りました。

撮影する機関車を見定めると、車が来ない事を見計らって、ササッと車道と線路の間のフェンスまで行き、お孫ちゃんを肩車して写真を撮らせ、撮ったら直ぐに歩道へ戻ると言う事を何度か繰り返しました。ここでこんなに苦労して写真を撮る事になるとは夢にも思わなかったので、かなりくたびれてしまいました😅。しかし、私もせっかくここまで来て、何も撮らずに帰るのはシャクです。少しお孫ちゃんにじっと我慢してもらい、数カット、私1人で機関車の写真を撮りました😊。そしてそこでケータイを覗くと、何となく以前と同じようなシチュエーションです。そこには懐かしい電気機関車ディーゼル機関車が置かれており、まだ活躍しているんだと、これにも感動でした。この電気機関車、昔はもっとピンク色だったような😵。まあそんな事はどうでも良く、とにかくあの頃と同じような光景に本当に感動してしまいました。f:id:x-japanese:20240330222658j:image
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私はこの写真が撮れてかなり満足。お孫ちゃんも、想定外に喜んでくれて、本当に夢のような時間になったのです。その後は尾久と田端を結ぶ踏切を見ようと、もう少し田端寄りまで歩きます。するとこの辺りから、鉄チャンや子鉄達が結構な数でいたのでした。皆、この機関車達の撮影に来ているのです。同じように、車が来ない時を見計らってフェンスまで移動して、写真を撮っていました。中には親子連れも多く、ここは観光地みたいになっていました😳。

そしてお目当ての踏切に到着。ここにも何故だか人がわんさか。この踏切は斜めに通っているので、昔から自転車がよく転んでいましたが、今回も小さい子供が線路に車輪を取られて転んでいました😵。この踏切、昔は尾久寄りにもう1っ合ったのですが、今はこれだけのようです。お孫ちゃん、ここも想定以上の喜びようでした😅。f:id:x-japanese:20240330223404j:image

ここからは、尾久の車庫にも機関車が止まっているのが見えました。こちらの方も、あの時とは随分と違った感じ。私が小学生位だった時はもっと機関車の方まで入れる感じでした。時には係員が、「もう少し入っていいよ」なんて言ってくれていましたが、それはもう時代が違うのでしょう。お孫ちゃんもこの踏切沿いに機関車の方へ歩きたがりましたが、それは止めさせました😅。f:id:x-japanese:20240402075435j:image

この場所は、お孫ちゃんはかなり気に入ったようで、かなりの時間、この辺りで遊んでいました。すると時間はもうすぐカシオペア号が来る時間です。お孫ちゃん、あまりカシオペアには興味無いかなと思っていると、何と見てみたいとの事😅。これには私は大感激。お孫ちゃんと撮り鉄が出来るなんて、凄い感動だったのです。そうと決まれば撮影場所の確保です。しかし既に時間はそれ程ありません。仕方なく、近隣の東北本線が見える場所に行ったのです。

場所的にはとても鉄チャンが推奨するような場所ではなく、ただ見えると言う場所でした😵。しかし最初の撮り鉄であればこれで十分です。そこは車も通らずゆったりと撮影に集中出来る場所でした。お孫ちゃんに、あと数分でカシオペアがやってくるから一緒に写真を撮ろうと言って、デジカメを準備させます。お孫ちゃん、「どこから来るの?」とか「あとどれくらい?」とか、結構緊張しているのが分かります😅。私もこの緊張感、ワクワク感は久しぶり。やって来るカシオペアはどれ位の速さで来るのか、どの辺りでシャッターを押せばいいのか、どの辺りでやって来るのが分かるだろうか、とか。

そうこうしているうちに、高架線の向こうの方から機関車が走って来るのが見えました。私はケータイを構えました。咄嗟に今回はビデオにする事にして、ケータイを撮影しました。お孫ちゃんも、私の「来たぞ」と言う声に反応。一生懸命デジカメを構えて撮っていました😅。f:id:x-japanese:20240330225058j:imagef:id:x-japanese:20240330225228j:image

ビデオだとまずまず撮れました(これはそのワンカットです。ケータイだとビデオが写真に出来ます。便利になりましたね〜)。この久しぶりの撮り鉄に、私は大興奮。お孫ちゃんもかなり興奮していました。私が「どうだった?いいの撮れた?」と聞くとお孫ちゃん、あまり撮れなかったようでした😅。私がまた来ようねと言うと、お孫ちゃん、「また来ようね」との返事。ここを気に入ったようで、それに私は大感激。その後、近くの公園で少し興奮を冷まして、家路に着く事にしました。

余談ですが、その公園で私は久しぶりの逆上がりを披露したのですが、結構頭がクラクラしてしまい、暫くベンチでうずくまってしまったのです😵‍💫。そのお陰で帰りが遅くなり、その後は、急いで尾久駅に向かったのでした😵。f:id:x-japanese:20240330225604j:image

そして尾久駅へ向かう道すがら、お孫ちゃんと今日の話をしながら帰るのは何とも言えないか気分でした。私が小学生の頃そのままを感じたのです。もう50年以上前、この道を友人と、今日の写真は上手く撮れたかな、などと言いながら歩いていたのを、つい昨日のように思い出されたのです。こんな感激を毎回くれるお孫ちゃんは、本当に最高です。いつまでもこんな鉄チャン旅をしたいなあと思いながら、家路に着いたのでした。電車の中ではお孫ちゃん、今日撮影した画像を見せてくれ、その話をしながら帰るのも、本当に最高の時間となったのでした🥲。

追伸、、、昔撮ったネガフィルムをデジタル化して、今、新しいブログを書き始めています。今後はそれも読んでみて貰えればと思います😊。