10月に入り、めっきり秋らしくなりました。あの酷暑が懐かしい位、朝晩が冷え込むようになりましたが、我々と言えば東京マラソンが外れて、ショボンといしている毎日なのです。前回の後、9月は結局、長引く酷暑に夏バテ気味が重なり、月間走行距離は25㎞止まり。ウォーキングも平均一万に歩届かず、さらに悪い事に、この酷暑の間にクセになってしまった毎日のビールが中々止められず、体重も5㎏程増加。唯一毎日のストレッチは続けていますが、体重増加には焼石に水状態。本当にヤバいスパイラルに迷い込んでしまった感じです。
最近のこの体たらく、これはやはり、東京マラソンという目標がハッキリしていなかったからなのでしょう。さらに落選が決まった事により、目標が完璧に無くなってしまい、気持ちを昂らせるモノが無いのが原因だと思います。心技体の「心」がまず動き出さないと、人間、行動が出来ないのだと改めて感じているのです(これについてはこの後、「やってらんないシリーズ」で書く予定です)。そして今後をどうするか、今、悩みに悩んでいます。また館山若潮マラソンに申し込むか、または少し練習期間を設けて、来年の春に開催される霞ヶ浦マラソンに久しぶりに出てみようか、それとも暫くやめて様子を見ようか。それと言うのも、2つの原因が重なっているのです。
1っは、娘の夫の単身赴任が思った以上に延びている事。本来ならこの秋にはそれが終了して、長い間続いた娘のワンオペが終了するはずだったのです。これにはさすがに、娘にも限界に近づいているように見えます。その為には我々が引き続きサポートする必要があります。しかし、今年の初め頃の東京マラソンがあった影響で、我々も、その練習をしながらのサポートは中々キツく、また娘も何となく遠慮している様子で、我々はあまりサポートが出来なかったのです。その為か春先には娘は体調を崩しがちになり、東京マラソンが終了してからは、なるべく娘のサポートに徹するようにしているのです。
もう1っが、妻の仕事の忙しさです。これは思っても見なかった出来事だったのです。妻は子育てが落ち着いてから、今の会社に勤めてずっと働いて来て、パートから正社員になり、その後も店舗の責任者を任されるなど、夫の私が言うのも何ですが、仕事は責任持ってやる方で、上層部からの信頼は厚い方だったと思います。そして私と同様に60歳になってからは少し働き方を緩め、店の責任者から下ろさせてもらい、準社員のような位置付けで働いていたのです。
しかし最近、後任の責任者が心身を壊し退職してしまってから、その代わりの責任者として、再び私の妻に矛先が向けられたのです。既に悠々自適な会社勤めをしていた妻には、正に青天の霹靂。その後は会社からの依頼を断れず、後任が見つかるまでと言う期限付きですが、この夏の終わり頃からまた店舗責任者をやるようになってしまったのです。その為、毎日のようにかなり疲れて帰って来るようになり、またストレスからかお酒を飲む事も増えて来て、とてもランニングをやる環境では無くなってしまったのです。
この10月の三連休も娘がやって来ました。娘も会社の中堅となり正に働き盛りです。そしてお孫ちゃんは5歳になりヤンチャ盛り。体力も付き行動範囲も広がり、女手一つではかなり厳しい状態です。月に一度位は、完璧に心身を休ませないと本当に壊れてしまいます。しかし妻もそんな状況で、中々以前のようにフルサポートと言う訳には行きません。こうなると唯一暇と言うか、体力にも余裕があり時間的にも比較的自由な私が頑張らないと、我が女性陣は潰れてしまいます。結果、さすがの私でも、中々ランニングなどやっている暇は無くなってしまうのです。
10月のランニング距離は10日現在ゼロ。連休はそんな理由でお孫ちゃんの世話で終わり。また天候にも恵まれず結局走れませんでした。お孫ちゃんがやって来る前の週に、少し夜ランをする予定でしたが、雨に降られて残念ながら中止。その翌日は結構寒く風も吹いて来て、風邪でもひいたら大変です。またコロナやインフルエンザも流行っています。こんな状態で自然との戦いも増えて来ています。既に最後に走ってから、3週間は優に経過しています。身体はどんどん鈍って来ている感じがします。
こんな状態なので、本当に思い切って暫くランニングは封印しようか、真面目に考えています。とりあえず娘のワンオペが終了するまでは、その方向で考えている現在です。少し休めと言う神様のお告げかもしれません。先日、下の娘が、あまりにも忙しそうな我々に向かってこう言いました。「趣味を広げるのはいいけど、その分、違う趣味を削らないとダメなんじゃない?」。今の我々の趣味を羅列すると、まずゴルフ、ランニング、X-JAPANの推し活、温泉旅行、鉄ちゃん活動、ぶらぶら旅、プラスお孫ちゃんの面倒(これは趣味か?😅)、そんな所でしょうか?。この他にも、もちろん生活をしていく上での家事や用事があります。確かに娘の言う通り、今はそれを考える時なのかも知れません。