前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

292.私の会社員時代、やってらんない記憶39

まだまだやってらんない社員はたくさんいました。ゴマスリ社員もやってられませんが、しかしこの人達はまだ、出世したいという前を向いているだけマシかもしれませんね😵。

今年もあと1か月、この時期は、普段だったら忘年会や新年会で忙しい季節ですよね。私も現役の頃は随分と飲み会が多かった思い出があります😅。そう言えば、そういった忘年会や、歓送迎会に必ず遅れて来る奴等にも本当に参ったものでした。こういった連中は店とかの公的行事だと遅れないのですが、部単位だったりプライベートな会だったりすると、何だか遅れたりするのです。分かっていてやっているのか、勿体ぶって遅れるのか、仕事をしているというアピールのつもりなのか、本当にやってらんね〜という感じで、これは私には本当に理解不能でした。

こういった会という物は、事前に日程が決まっているのです。その日の予定をそのように組めばいいだけの話なのに、何故か遅れたりするのです。VIP先の苦情とか余程のイレギュラーな事が無い限り、私は遅れた事はありませんでした。しかし何故だかそんな緊急な用件がある訳でもないのに仕事が終わらず、開始時間に遅れてくる奴等が必ずいたのです。

ある日、私が既にベテラン営業だった時、後輩の送別会を企画した事がありました。確かに異動する日が直前に迫っていたのは確かでしたが、そんな日程は1ヶ月位前から分かっていたのです。そしてこの後輩は異動が初めてでは無く、経験済みの営業担当だったのです。しかし、この担当者は、自分の送別会にも関わらず、やって来たのは終了間際の10分前。乾杯して一言話してそれで時間となってしまいました。これには私は本当に怒りが込み上げました。その会はプライベートでしたが20人ほどが集まっていて、主役が居ない中、2時間近くも待っていたのです。途中連絡があったとは言え、この精神状態は本当に理解出来ませんでした。

これは極端な事例でしたが、それ以外でも、以前からこのような会では30分位遅刻して来る奴等はザラにいて、気になっていたのでした。これは私が、昔からこう言ったプライベートな会を、よく上司から言われて仕切ったり、または自分で主催もしていたから特に感じでいたのかも知れません。そしてこんな事があったので、それ以降、どうして遅刻するのかが気になって、ある日、何かの歓送迎会を仕切った時に、先に現地に行く事をしないで、営業の部屋で、その日の片付け振りを見ている事にしたのです。普段でしたら、宴会の準備で開始1時間以上前に店に向かうのですが、この時は代わりに誰かに頼み、営業の部屋で見ている事にしたのです。

すると、とにかく片付け開始の時間が遅すぎます。一言で言うとチンタラチンタラ片付けています。メリハリの無い仕事の仕方が直ぐに分かりました。更に、行きたく無さそうなのが分かりました。中には文句のような事を言っている担当もいました。そして時間は刻々と経って行きます。その頃から会社を出る連中が出て来ました。そしてもう今から出てもタイムアップと言う頃に、また会場に向かう奴等が出始めます。しかしまだ片付けが終わっていない連中もいます。こいつらは既に遅刻は決定的です。そして大体いつも遅れてくる連中が残りました。私はこいつらに理由を聞いたのです。すると、「仕事が忙しくて片付かない」「今日は急な仕事が入った」とか言い訳ばかりしていました。私は何か悲しくなって来て、何も言わず会場へ向かいました。

私はこの連中については、その後、ある法則がある事に気がつきました。それは、こういった会を仕切ったり、主催した事が無い連中が、こんな動きをしていたのが分かったのでした。こいつらには仕切る事の大変さや苦労なんかは分からないのでしょう。だから平気で遅れてきたりするんだと思いました。また、同様に、そいつらの仕事の出来ない振りも、結構比例する事にも気がついたのです。要は、飲み会を始め色んな事も仕切れない人と言うのは、仕事等も仕切れる訳が無く、結果仕事が出来ない人なんだという事が想像出来たのでした。

確かに飲み会とか嫌いだから関わりたく無い、という言い分は分かります。しかし今まで一緒に働いて来た人の送別や、これから一緒に仕事をする歓迎などは、気持ちよく働く為の潤滑油ではないかと思うのは、私が古いからでしょうか。そしてその後は、ご存知のようにコンプライアンスがうるさくなって来て、アルハラという言葉が出て来ます。また巷では、飲み会自体を迷惑と感じている人達がいるという話も聞くようになりました。こんな事を肌で感じていた自分は、段々とこのようなプライベートな会を催す事や、色々な会を仕切る事は止めて行きました。

会を仕切ったり、主催するのは結構大変です。場所の設定から日程の決定、予約の確認、出席の確認、予算の確認、キャンセルの確認、当日の進行から挨拶の依頼、出し物を考える等々。時には自腹を切ったりした事も多々ありました。それでこのように迷惑がられるようなら、こちらから願い下げと思うようになったのでした。私からすると、年に2回程度の付き合いが出来ないなんて、どういう感情なのかと思うのですが、これも世の中の流れなのでしょうか。

その後私は、結構、飲み会をやって下さい、とか、何かイベントやってよ、などという依頼を良く受けましたが、「やってくれ」と言うのもどうなんでしょうか。自分で主催出来ない、または主催するのが面倒だから頼むのでしょうか。その辺りも本当に不思議で、理解不能でした。やりたければ自分で仕切ればいいのです。

そしてこのコロナ禍です。これのせいで、会社での一切の飲み会が禁止になりました。この3年間で、もう私のような人間は殆ど居なくなってしまったのでしょう。飲み会を仕切るなんて言葉や、歓送迎会自体の言葉が死語になってしまうと思うと、本当に悲しくなってくるのは私だけでしょうか。このコロナの環境は、あらゆるコミュニケーションの場を無くしています。それは、このブログの、会に遅刻して来るような連中には、とても心地良い環境なのでしょう。しかしこんな、飲み会も付き合えない、そしてそれを主催した事が無い奴らに、会社や仕事が仕切れるのでしょうか。

今回はちょっとエキサイトしちゃいました😅。巷ではまたコロナの第8波が騒がれ始めています。この国も、思えば仕切られていないですね〜😔。本当に悲しくなる今日この頃です。

こんな楽しいイベントも仕切る人が居なくなると、少なくなってくるのでしょうね😔f:id:x-japanese:20221125162323j:image