前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

289.私の夫婦でゴルフ体験記28

今回は先月行ったサンコーCCの後、久しぶりに行ったメイレイクヒルズCCの事を書こうと思います。秋口からシャンク病が出たりスライス病が出たりと、何か安定しないゴルフが続いています。スクールの先生に見て貰ったりしていますが、どうも安定しない。先生の見立てではスイングはキチンと出来ている事が多いとの事で、グリップを見て貰ったりスタンスを見て貰ったりしていました。先生はその時の最後にゴルフの心構えを話したのでした。

色々話していましたが、要するに自分のその日のそのままを受け入れる事が大切、という事でした。いい日はいい日なりに悪い日は悪いなりに、平常心でゴルフに向き合いなさいと言うのです。どうも私の、一打一打に一喜一憂する姿が気になるのだそうです。その姿勢はそろそろ卒業する方がいいとの事でした。この考え方は120位打つ人の考え方で、それが無くなれば更にいいスコアが出ると思う、と言うのです。確かに色々なプロ選手の名言など見てみると、そんなもんかなと思いますが、これが自分の性格でもあるので、中々変えられないとも思ってしまうのです😵。

これを言われたのはサンコーCCの後でしたので、スライスを直す話から、こんな話題になったのでした。そして、第3週の週末がやって来ました。この週末は金曜日に有休を取り、3日間ランニング漬けにする予定だったのですが、こんな先生の言葉から、金曜日はちょっとゴルフに行ってみて試してみようかと思い、急遽、我がホームコースのメイレイクに行く事にしたのでした。先生の話を聞いて、所謂心構えという物をしっかりと持ち、ゴルフに臨んだならば、どんなスコアになるのかを試そうと思ったのでした。この日のメイレイクは、スルー限定だったのもちょうどよかったのです。美味しいご飯と温泉は無かったですが、スルーでサクっとゴルフをして、帰った後に少しランをして、翌日の20㎞走に備える事にして、金曜日はゴルフへと向かったのでした😅。

この日は快晴。秋の快晴のゴルフは本当に心がウキウキ。私は、車の中で既にはしゃいでいる感じですが、まずこの時に、これが悪いのかと思ったのです。平常心が大切。何事も一喜一憂しない事を心に決め、この日はプレーに集中する事にしたのです😅。そしてゴルフ場に到着。スルー限定日なのでクラブハウスは開いて無く、自分達でバックを運び受付。クラブハウス前の練習グリーンに出ると、よく来るメイレイクですが、今日は一番いい天気なんじゃないかと思う位、気持ちのいい天気です。f:id:x-japanese:20221122085640j:image

いつもはインスタートが多いですが、この日はアウトスタート。気分はアゲアゲ。落ち着かそうにも落ち着きません😅。流行る気持ちを抑えながら時間まで待ち、打ち下ろしの1番ホールへ向かいました。そしてティーグランドまでやって来て第一打です。先生の言葉をもう一度思い出し、ルーティンをしっかり行い打ちました。ドライバーからはいい音が聞こえましたが、これはやや左へ。いいボールでしたがギリギリの所で残念ながらOB。これにはいきなりつまづきました。結局このホールはダボ。いきなりゴルフの神様の洗礼が襲いかかって来た感じでした😫。

そして次のホールは、一打目は真っ直ぐ行ったのですが、二打目はこれも左に引っ掛けました。しかしいい感じで上がり、グリーンの左位に落ちたと思ったのですが、何とボールが見当たりません。枯葉の影響かボールは見つからず、ここでもOBで連続ダボ発進。これには参りました。妻は逆に先生の助言をしっかり実行しているようなゴルフをしていて、ボギー、パーと続け、すでに3打差となってしまいました。

ここでこれまでだと、カッカしたりショボくれてりと、一喜一憂していたのでしょう。しかしこの時は何とか平常心と心に言い聞かせて、3番ホールへ向かいました。ここは崖越えのミドルで最近までは中々崖越えが出来なかったホールです。いつもならこのまま調子が狂い、完璧にミスショットをするシチュエーションでしたが、ここで先生の助言が役に立ちます。更にここで、先生から受けたグリップの注意を思い出し、右手の人差し指に注意して、ルーティンからゆったりと振る事をやりました。するとボールは真っ直ぐ、220ヤードの白旗までしっかり飛んで行きました。このホール、パーで上がれ、やっぱり先生の言う事は正しかったと認識したのでした。f:id:x-japanese:20221121154016j:image

そして4番ホールの打ち下ろし、ここでも第一打は、白旗の少し左の230ヤード位まで届く満足したショット。しかしツーオンを狙った第二打が何故かシャンク。しかしそれ程でも無かったので、グリーン右辺りに飛んで行ったのを見届け探したのですが、これも枯葉の影響か見つからず、ロストボールとしてここでもダボ。

その後は何とか持ち直し、ショートホールもほぼワンオン。パーも取れ出し、最終のロングホールまで来ました。ここで最悪ボギーで上がれば48。出だし苦労した割にはまずまずかと思い、ティーショットを打ちました。しかしここで災難が。ティーショットはいい音をしてボールは確かに飛んで行ったはずだったのです。しかし妻はボールが見えなかったようで、行方が分からなくなり、敢えなくOB。更に前進4打で打ったボールが今度はまた左に引っ掛けOB。このホール9となり、前半のアウトは51となってしまいました😔。

本来ならここで一旦昼休憩が入り、気分転換も出来ますが、この日はスルー。そのままインコースへ誘導され、トイレ休憩をした後、気分を変える事も出来ず、ほぼそのままインコースのあの打ち上げの10番ホールへ向かいました。何とか心を立て直し、この第一打は少し右にスライス気味でしたが、何とかOBにならずボギーで上がれました。しかしその後もここぞという打席で、トップありOBありで、終わってみると48。合計99と言うスコアに終わりました。f:id:x-japanese:20221121154039j:image

そして集計。この日はお昼が無かったので、途中のスコアを計算していなかったのでした。すると妻のスコアがとんでもない事になっていたのでした。確かに多少の打ち直しと、長めのパットをOKしたのはありましたが、何と93のスコアが出ていたのです。これには驚愕しました。妻が言うには、いつもお昼の時に前半のスコアを計算されて、後半は力が入っていたとの事。今日はスルーだった為、確かに私は自分のスコアしか計算しませんでした。妻はそれが良かったようで、後半も、先生の言う通り一喜一憂せずにゆっくりしたスイングを心掛けた結果が、このスコアだったのと事でした。f:id:x-japanese:20221121163348j:image

この日は、改めてゴルフの奥深さを実感したのでした。妻の一喜一憂しない、しっかり先生の言う事を聞くスイングで、着実に刻んで行く(言い方は悪いですが😅)。このプレースタイルを貫いて行くと、こんなスコアが出るのかと思もうと、自分のプレースタイルも見直すべきと実感したのでした。本当にゴルフは奥が深い。まさかこんな完璧に妻に負けるとは思いも寄らなかったのです。自分はまだまだだなあと改めて思い、先生の言う事をもう一度おさらいする事を誓ったのでした。とりあえず次回は、お昼にスコア集計をせずに、後半を回って見みようと思ったのでした😅。