今回は、コロナのお陰でご無沙汰だった、久しぶりの2泊3日のゴルフツアーを書こうと思います。最近は泊まりでゴルフというと御殿場まで出向き、プレーを楽しんだ後は「時の栖」というリゾートホテルに宿泊、そこのビアホールで地ビールを味わうというパターンが多いのです。今回は4月のある金曜日に有休を貰い、御殿場までやって来ました。しかし、今回は天気予報にやられたと言う感じでした。本当に最近の天気予報は当たらないと思いませんか😫？。このツアーも、初日は曇り時々雨、2日目と3日目は曇り後晴れという予報でした。我々は初日は天候が悪いと覚悟して練習という位置付け、2日目を本番としてプレーする事にしました。
朝起きると案の定雨。覚悟は出来ていたので、雨具の用意を万全にして出発。初日は東富士カントリークラブへ行きました。埼玉方面からこちらの方は、東富士五湖道路が完成してから随分とアクセスが良くなりました。この日も圏央道から中央高速、そして東富士五湖道路を通り、予定通りの時間に到着。しかし雨はそれ程は降っていません。と言うか薄い霧のような感じで、プレーには支障が無い位でした。これはラッキー。特に妻は、雨さえ降らなければ日焼けの心配も無いので喜んでいました。
そして、車付けでバックを下ろします。すると係の男性が「今日はキャンセルが多いから直ぐに出れますよ」とのひと声。受付を済ませキャディマスター室で確認すると、本当に直ぐに出れるとの事。我々は直ぐに準備をしてスタートする事にしました。コースに行くと、まさに前も後もいない状態。しかも天気は曇りです。昨年、私がベストスコアを出した、シルクカントリーのようなシチュエーションに小躍りするような感じでした(このブログの160回目をご覧下さい)。見事な天気予報の外れ具合に我々は喜びましたが、ゴルフ場としてはたまったもんじゃありません。
その後は、フェアウェーがぬかるんでいたり、霧がかかり見づらくなる箇所もありましたが、何とかカッパも着ないでプレーする事が出来ました。しかし確かに寒さには参りました。曇りベースでしたが、時折霧雨のコンディションで寒いと来ればボールは飛ばずランは出ず、飛距離は当然に落ちます。私は昨年のベストを更新しようと、スタートホールから力が入っているのが分かりました。この日はそんな感じ自分でも分かる程のヘッドアップが多くあり、ドライバーでトップが1回、そして最近調子が良かったユーティリティでも5回。後半はグローブが濡れ始めて滑りスライスが多くなり、上がってみると103。練習と位置付けていたとしてもガッカリのスコアとなりました。途中、まだ桜が咲いている所もあり、コースも広く、長くは感じましたがアップダウンもそれ程無く、グリーンも綺麗で、晴れていたら最高だったのになあという感じでしたが、とにかくその日は雨が殆ど降らなかったので御の字といった感じでした。
それにしても改めて言いたいですが、最近の天気予報は本当に当たらなくなったと思いませんか？。我々のような遊びならまだしも、この日は十分にゴルフが出来たと思います。それなのにこの雨予報のお陰でこのガラガラ度合い。これではゴルフ場は商売上がったりといった感じです。
その日は時の栖に泊まり、レストランで地ビールを味わい、翌日は湯ヶ島ゴルフ倶楽部へ行きました。ここはお風呂が、併設のリゾートホテルの温泉に入れる嬉しいゴルフ場です。しかし、この日は曇りの予報だったのに、朝からシトシト雨。現地へ向かう車では一向に止む気配は無く、とうとうそのままの天候でゴルフ場に着きました。何の事は無い、この日も天気予報は外れて雨です。しかしキャンセルはあまり無いようです。昨日とは逆のパターン。ここは宿泊出来るホテルが併設されているので、おそらく宿泊ゴルフパックで来ている人が多いようでした。天気予報が曇りだったからか、若い人達は雨具やカッパとかを持って来なかった人が多く見られ、お昼ご飯の時はかなり参っていた子もいました。また私と同じ歳位のオヤジはこの天気にムシの居所が悪く、食堂のウェイターさんに当たっている人もいました。これでは社員さんもたまったもんじゃありません。
結局ほぼ一日中雨。それ程強い雨ではありませんでしたが、朝からカッパを着て久しぶりに昼ご飯の時に乾燥機でカッパとグローブを乾かして、午後のスタートに向かいました。終わる頃にやっと雨が止んで雲も切れて来て、なかなか見事な景色が広がって来ました。しかし今回も100切りならず。コースもそれ程狭く無かったし、アップダウンも無く、コースも全体的に綺麗でしたし、ホテルもなかなかお洒落で、次回は是非泊まってゴルフをやってみたいと思った位でした。
その後は、ここのお目当ての温泉にゆっくりと浸かりました。ここの温泉は柔らかい感じで、いつまでも浸かっていたい感じのお湯でした。
そして時の栖へ帰る訳ですが、改めて今日の天気予報について思うところがありました。ちょうど、昨日と今日の天気が逆で、ゴルフ場の入りも全く逆。方やガラガラなのにゴルフが出来て、方や混雑しているのに雨。さらに雨具の無い人達が多いのでプレーが進まないと言うか、悪戦苦闘の人達が目立ちます。この現象に、絶対に天気予報が関わっているはずなのです。この結果に一体誰が責任を取るのかと思いました。天気予報は一切責任を取らなくていいのかと思いました。妻は天候の事は言っても仕方無いと言いますが、それで本当にいいのでしょうか？。時々、「今日の天気予報、外れましたね〜」なんて言っているアナウンサーがいますが、そんな呑気な事を言っていて本当にそれでいいのかと私は思ってしまうのです。せめて次の日の天気位はしっかりと当てて欲しい、何か昔の方が天気予報は当たっていたなあ、と思いながら時の栖に戻りました。翌日はフリーなので、この日はお風呂と食事とビールをたらふく楽しみました。本当にこのホテルは我々にとっては天国のような所です。天気についてのフラストレーションもすっかり消えていました。
次の日は帰りの日。ゆっくり目に起きて、山梨県の外国人に人気のスポットの新倉浅間神社に寄ることにしました。ここは富士山と桜と赤い五重の塔の写真で有名です。情報ではまだ桜も見れるとの事。しかしこの日も朝から雨。昨日の予報は曇りだったはず。またまた外されたと思い、諦めに近い感情で現地に向かいました。しかし山を越え山梨県に入ると雨は段々と止んで来て、神社に着く頃にはなんとか雨も上がりました。そしてまず参拝を済ませ、長い階段を上がりお目当ての五重の塔へ。桜は何とか見れるくらい残っていました。お花見スポットでは桜吹雪が楽しめましたが、曇り空のうえに富士山は拝めず、ちょっと残念な風景となってしまいました。ここはその先にもハイキングコースが整備されているようで、晴れた天気なら1日いても飽きない場所なんだと思いました。
その後は富士吉田の名物、うどんを食べに行きました。この辺りは、普通の一軒家でうどんを食べさせてくれる食堂が多いとの事で、この近所をぶらぶら。枝垂れ桜が咲いていたり、下吉田駅ではちょっとした電車の博物館があったりと、地ビール工房があったりと意外と楽しみながらぶらぶらして、一軒のうどん屋さんを見つけて入りました。
本当に一軒家の一階でうどん料理を提供しており、何か友人の家でご馳走になっている気分になり、とても面白い経験をしました。この日はメニューは3種類しか無かったのですが、それでもほのぼのしたうどんの味は本当に美味しく、妻も満足していました。また来ている客のなかには常連の人達もいて、女将と雑談している風景もほのぼの。いい食事をさせてもらいました。
そして家路へ。まあ色々と天気な事で感じる事はありましたが、終わりよければ全てよし。これが旅行の醍醐味です。楽しかった、また来ようと思った旅行になりました😊。
