前立腺癌、重粒子治療体験記

前立腺癌と重粒子治療について、私の経験をお伝えして行きたいと思います。

90.病気と付き合って行く生活

90回目のブログを書いているのは2021年4月です。治療が終了しひと段落、落ち着いた生活を過ごせています。癌の治療を受けた事など、既に忘れかけそうなくらい元の生活に戻れていますが、今後も経過観察は続いて行きます。

QST病院と検査する病院の2箇所に通うのは面倒ですが、昔から一病息災といい、そのお陰で定期的に病院に通い検査を受けられて、他の病気の早期発見に繋がるので返ってメリットの方が大きいとも言われています。そう思って頑張って通院して行こうと思っています。

経過観察のスパンはQST病院は年に2〜3回、検査の病院は3ヶ月おきといった感じです。検査の病院は相変わらずで、商売ありきのような対応を感じます。前回の検査の時も、次回CTを撮ると言われました。私は、またかと言った感じで、やはり信頼は相変わらず修復されていません。また、前回の検査の時は私が検査というのに前日にお酒飲んでしまい、案の定、肝臓のGDP値が高くなってしまいました。数値が高く出ていたので違う検査をされそうでしたが、その旨を説明すると先生は苦笑いをしていました。CTについてはいつかQST病院にその必要性を聞いてみようと思います。

生活面では体調は良好、お酒も美味しく飲んでいます。ランニングはもちろんたまにゴルフも楽しんでいます。懸案の新しい職場にも慣れて来ました。でも時折、便に血が混じる事が相変わらずあります。今現在、重粒子線治療の後遺症はこの血便だけです。それも最近は長い間座っているから出るという訳でも無く、平均すると2週間に1回位の割合で便に血が混じる事があります。うっすらとしている位ですが、その都度トイレでびっくりします。今のところその原因がよく分かりません。どうも長い間椅子に座って脚を組んだりした後に比較的多く症状が出ているように感じますが、そのうちに因果関係が分かってきたらこのブログで報告したいと思います。

あとは、時折、脚の、特に右足の外側の付け根あたりが張る感じがします。歩くとか走るのには支障は無いのですが、あぐらをかいて長い間いると少しつる感じがあります。お孫ちゃんを膝に乗せ、絵本などを読み聞かせしていると、段々と太腿の付け根辺りが辛くなっていく感じです。これについても後遺症なのか歳なのかが解らない部分であるので、追って報告していきたいと思っています。

ここで、これまで綴ってきた前立腺癌の闘病記は一旦終了となります。本当はもっと細かい所もお伝えしたい事もあるのですが、これからは治療後の生活、検査、診察を中心にその都度アップして行く予定です。また妻も復活したら、旅行記や食べ歩き体験などもあげて行きたいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。

群馬県横川の鉄道公園に保存してあるSLとお孫ちゃんと私、夢のショットです😊。このSLは私が中学の時北海道で記念撮影したSLです。f:id:x-japanese:20210413213159j:imagef:id:x-japanese:20210413214244j:image